\40歳からの教員生活 通信で教員免許をめざすあなたに 小学校の先生から心理師の先生へ/

わが子の通う幼稚園での読み聞かせ 1

素敵なせんせいをめざすあなたに

筆者37歳ー40歳

ママ友からのお誘い

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2020/01/5AC61088-CB44-49D6-B9AD-8FD8FDF107AA.pngママ友

幼稚園が、子ども達に読み聞かせしてくれるお母さんを探しているんだって。

良かったら一緒に読み聞かせしない?

幼稚園のママ友から声を掛けられたのは、末っ子が幼稚園に入園する直前の3月だった。

もともと絵本が好きで、年齢に合わせて良書を選んで配送してくれる「ぶっくくらぶ」に登録して、毎月2冊ずつ届けてもらっていた。

童話館 ぶっくくらぶ

http://www.douwakan.co.jp/

中古の本などを扱うbookoffを巡っては、ロングセラー絵本を探したり、

ネットで安く購入したり、わが家の本棚からは本があふれそうだった。

子どもたちの前で読み聞かせる経験は、保育士資格の実技試験にも役立ちそうだ。

わが子たちも通っているので、園での様子が垣間見えるかもしれない。

娘や次男も、自分のお母さんが読み聞かせに来てくれたら嬉しいんじゃないか。念のためにわが子たちに「読み聞かせに行っていい?」と確認すると、案の定喜んでくれた。

3人の子が世話になった園にご恩返しもできそうだ。

月曜の朝に

読み聞かせには、3人のメンバーが集まった。

毎週月曜日の朝10時から、15分程度。一回に1クラスを担当する。

1学年3クラスだったので、週替わりで各学年を3人で回った。

3歳になったばかりの年少児と、小学校を目前にした年長児とは理解度や感性が違うので、選ぶ本も当然違う。

既に読み聞かせのボランティアをしている知人に、適した絵本のリストを教えてもらったり、

夏にはプールを題材にした絵本、秋にはサツマイモや運動会をテーマにした内容など、季節の行事などに合わせた絵本を探すのも、楽しい作業だった。

子ども達のお迎えに行くと

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2020/01/04D423D9-F8A3-4F81-AACC-E08CDB115E80.png園児

〇〇ちゃんのお母さーん、

今日の絵本、面白かったー

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2020/01/311B19CC-0AB2-4AD0-956C-26810BBE6B2A.pngご近所さん

〇〇ちゃんのお母さんが読み聞かせに来てくれたって、孫が言ってましたよ。

ありがとうございます

と思いがけなく声を掛けられたりした。

自分がかかわったことが嬉しいかたちで戻って来て、ボランティアの手応えを感じていた。