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高校英語教員をめざして2

素敵なせんせいをめざすあなたに

2019年5月

私学教員採用説明会・選考会に参加

20~30校の小~高校がブースを設けて説明会、もしくは選考を行う形のもの。私学の場合学校のHPを一つずつ回るか、各都道府県にある私立中学校高等学校連合会のHPから教員募集している学校を探す、もしくは履歴書を送り連合会に登録するが、各校に合わせた履歴書を作成するのがなかなか大変である。この選考会は履歴書が統一されているため、1つの履歴書ですべての学校が対応してくれ、その点で書類選考の準備が楽だった。私はこの時8校ほど選考を受けた。また説明会や、各校の職員の方々と直接話す機会があったのもよかった。話を聞いているうちに、私学と公立の違いが見えてきた。

〇私学

・給料がバラバラ(平均すると公立より高い?ただ通信制学校は一般的に安いらしい)

・チャンスがある(手をあげれば新人でもいろいろ任せてもらえる。)

・成果主義(公立と違い、新人はたいてい常勤から。毎年契約更新で3年以内に専任になれなければ契約更新なし)

・残業問題が比較的少ない(公立は授業をしてその後クラブ指導をしてその後生徒・保護者対応をしないといけない、というところもあった。)

・受験主義(公立でよく言われる「アクティブラーニング」「生きる力」うんぬんより「大学受験合格」)

・生徒が大人しい(学校にもよると思うが)

公立はその反対と考えてもらえればいい。

最後に通信制の学校の説明会は印象的だった。学校によってはスタディサプリなど映像授業で知識をつけさせ、ライブの授業ではどうそれを活用するかという部分に焦点を置いたり、SNSを通したクラブ活動をしている学校があった。

また万人規模の通信学校の場合「ヒト、モノ、カネ」があり、大規模な学校活動ができるところもあり、そういう意味では私学の中でも更に尖った印象を受けた。

2019年5月

公立の願書提出

注意点としては科目免除や加点について確認しておくこと。私の場合英語志望だったのでTOEICの加点があり助かった。長野や新潟等はそれだけで一次免除の場合も。

2019年6月中

中旬くらいから私学の教採が始まる。当時公立をメインに考えていたので練習がてらに受けに行く。後からわかったことだが、私学の教採の違いとして

〇書類選考および選考全体

・学校により好みが全然違う。自分に何かしらの特徴があれば学部生の就活のごとく徹底的に受け続けるべし。

・選考に参加する人数が全然違う。各教科30人を超えるところもあれば5人程度のところも(採用は1人、2人)。

〇面接

・学校(の受験において)どうやって貢献できるか。

・各自の履歴書に沿った内容

〇筆記試験

・教養がない

という点が挙げられる。そういう意味で私にとっては何のために勉強しているのか分からない教養科目や、面接・小論文参考書を覚えるだけの金太郎あめ式面接・小論文に嫌気が指していたので私立に興味を持つようになった。

この時期からほぼ毎週何等かの選考を受けに行った。公立で2つ、私立で15程は受けたのではないか。