\40歳からの教員生活 通信で教員免許をめざすあなたに 小学校の先生から心理師の先生へ/

漢字検定で学びの楽しさを知る

素敵なせんせいをめざすあなたへ

日本漢字能力検定準2級

筆者37歳

自宅にポストインされる地域のコミュニティ冊子。地域で活動する人の特集の他、飲食店や美容院などが掲載されている。

その中でも、わずか数センチ×数センチのひときわ小さな案内に目が止まった。

「漢字検定が受検できます」

「(学習)教室に通っていなくても、大人でも受検できます」

長男は当時小学生だった。漢字の好きな長男に漢字検定を受検させてみたかったが、

電車に乗って私立大学まで行くか、近所では公文の教室に通っていないと受検することができなかった。

その案内に載っていた教室に通わなくても受検できるなんていいなぁ、と早速、長男の漢検の申し込みをした。

試験にはかなり年配の男性や、親子で受検する母親もいると聞いた。

筆者も漢字検定3級をとって以降、機会がなく大人になったので、長男と一緒に勉強することにした。

まずは準2級。

そこの教室でもおすすめされた、日本漢字能力検定の問題集。子どもと同じ黄色の表紙の準2級を買った。

この黄色の問題集は級が上がるたびに買い直すので何冊も本棚に並んでいた(笑)

現在のものは装丁が変わったが、以前は動物の写真が表紙に載っていたものだ。

下のきょうだい2人はリビングで遊び、その様子を見ながら、小学生の長男とダイニングの机に並んで勉強した。

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2020/02/youngwoman_45-1.png筆者

子育てに追われて、勉強することから離れていたから

知識を吸収して答え合わせをして、

点数が上がっていくプロセスがなんだか懐かしいわ

学生の時みたいで充実感があるな

検定に合格して賞状をもらえるのも、がんばった証が手にできて素直にうれしいし

子どもたちが、賞状をもらうと喜ぶのもよく分かる。

日本漢字能力検定2級

筆者37-38歳

続けて漢字検定2級に申し込み、またリビングの机で親子並んで勉強した。ぶじに合格。

「学習をして結果になってくる過程」がワクワクして楽しい。

勉強して合格するとやっぱりうれしく、

スモールステップなら、少しずつ学力がついているので、次の目標にも手が届きやすい。

この後さまざまな資格や免許を自宅で勉強しようという、大きな原動力になった。

上=準2級
下=2級になると一般的な賞状のサイズがいただけて
尚うれしい

漢字検定の「家族受検」

それぞれ家族で級は違うけれど、

並んで勉強するのは楽しいし、受検する者同士お互いに励みになるな、と思っていた頃

漢字検定が親子受検を推奨しているときいた。

後日申請すると、合格者のそれぞれの氏名の入った賞状を別にいただけるのだ。

その後、家族が対象になり家族受検と名を変えた。

タイミングが合って小学生だった娘と筆者で受検し、家族受検の賞状を手にしている。

世代を超えて、おじいさんおばあさんと孫が並んで賞状に名前が書いていたら素敵ではないか。

漢字検定 家族受験

https://www.kanken.or.jp/kanken/family/

漢字検定で役に立つ丸つけ

筆者48歳

勤務する小学校では、朝の15分間に百人一首の音読や新出漢字の取り組みなどをしている。

漢字の小テストの丸つけをしていても、ハネや点がないこと、横棒が1本足りないことなどがパッと目につく。

「先生きびしいー」(笑)と児童たちから声があがることもあるが、

漢字検定の勉強のお陰かなと感じている。

〜がんばるあなたを応援しています

いつもありがとうございます♪