教員採用試験
素敵なせんせいをめざすあなたに
この「センセイスタイル」のサイトを訪問して、Instagramに連絡をくださったnico先生。
幼いお子さんを抱えた小学校講師だったnico先生が、一念発起して教員採用試験の合格をめざすことに…
貴重な体験談を連載しています。
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教員採用試験編第7回です。
教員採用試験 一次試験合格を待たずに論文の練習を始める
今回は論文について対策を伝えたい。
私の自治体は二次試験に論文を書かないといけない。
一次試験合格発表から約2週間後に二次試験が行われる。
合格してからでは論文は間に合わないと思い、一次試験から書き始めた。
初めこそは、
一次合格するかもわからないのに
論文を書く意味はあるだろうか…
とモチベーションが下がりぎみだったが、周りの合格した方々が、
絶対に論文は書いた方がいい!
と話してくれたのでスイッチが入った。
教員採用試験 受験する自治体の過去問を分析
まずしたのは、受験する自治体の過去問を分析することだ。
そうするとわかってきたのが、
- 平成〇年の~と具体的な法律名が出ること
- 趣旨や背景を書くこと
- そのために何をどのように改善したら良いのか具体例
の3つがセットになっていることが多かった。
教育法規の見直し
最初に行ったのが教育法規の見直しだった。
日本国憲法と教育基本法を基本理念とした、教育に関する法規の総称。学校教育法、社会教育法、地方教育行政の組織運営に関する法、義務教育国庫負担法などの法律のほか、政令、省令、規則も含まれる。
コトバンクHP
←しかし、膨大な量になるので、改正された法規を中心に読み込み、
論文用のノートを作り改正の趣旨や背景をまとめた。
不思議とまとめていくと、あんなに苦手だった教育法規が頭の中に入っていく気がした。
このノートは常に持ち歩いたり、育児の隙間時間に眺めたりしていた。
その結果、何とこれが二次試験ドンピシャで来て、迷うことなく書くことができた。
教員採用試験 実際の論文の用紙で、本番同様に取り組み
次にしたのが、実際の論文の用紙を再現し、
(横書き〇行)本番同様に取り組むことだ。
そうすることで、本番は落ち着いて臨むことができた。
最後に、一週間に一本のペースで書くことを自分の中で決め、ひたすら書き続けた。
添削には、講座の先生をはじめ、勤務校の校長先生や夫にも頼んだ。
自分で型を作ることで、論文への苦手意識がなくなり、
本番も落ち着いて臨むことができた。
試験当日は、緊張よりも、
ここまで勉強してきたのだから
大丈夫!
という自信で迎えた。
教員採用試験 論文対策・まとめ
論文についての対策は
- 受験の自治体の過去問を分析する
- 教育法規の見直しをし、論文用のノートを作り改正の趣旨や背景をまとめる
- 実際の論文の用紙を再現し、本番同様に取り組む
- 一週間に一本のペースで書く
nico先生、いつも素敵な記事をありがとうございます!
まとめのノートを持ち歩いて、育児の隙間時間に眺める…。
一次試験に通る前から、ちゃんと二次の準備をされていたこと、
やったところがドンピシャででたこと、などなど
問題に対する準備や心構え…
試験に臨む姿勢ってすごく大切なんだなと思わされました。
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nico先生の教採の記事はよくアクセスがあり、
わたしもすごく関心を持って読ませていただいています。
教員採用試験合格をめざすnico先生の挑戦は続きます。
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