\社会人から先生になりたい・先生の次のステージをめざしたい 教員×公認心理師がセカンドキャリアを応援/

思いを綴る指導案

素敵なせんせいをめざすあなたに

日々の記録

幼稚園勤務の頃から、毎週提出せねばならない

ものに「指導案」があり、

そのための時間も設けられていた。

時刻特別支援
講師
預かり
担当
園務
担当
14時降園降園降園
14時過ぎ園児
見送り
園児
預かり
園務
14時10分〜各担当場所
掃除・
片付け
預かり園務
14時半〜職員室に
戻って
指導案記入
預かり園務
15時15分退勤職員室で
指導案
記入
園務
指導案
記入
17時退勤退勤

とはいえ、

「壁面」と呼ばれる、壁の装飾を作る作業も

あると、なかなか時間がとれなかった。

ペンで筆記の頃は

職員室で1人1台のパソコンがなかった頃は、

日々、配られたB 5ノートに手書きで

その週に有ったことを記入。

文章の構成をし直すのは

結構てまで時間を要していた。

ボールペンで書く際に間違えて

ホワイトで消すと、なんとも美しくない。

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/06/8DBE648C-9B28-4E90-BBDC-0CCCDF1BEECC.png同僚の先生

シャーペンなら書き間違えても

消せるからいいよ!

喜んでシャープペンシルで書いて提出すると

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/06/F4AE7687-B3E9-4357-952B-78ABF34B8EDC.png園長先生

指導案は鉛筆ではなく、

ボールペンで書くものです

職員室で全体指導があった(苦笑)

Wordに変えたら

ある時、

自宅のパソコンのWordに打つようにすると

手直しも、ずっと簡単で

筆が運ぶようになり

以来、指導案の記入は苦痛ではなくなった。

配布されたノートに、プリントアウトした

記録を貼りつけて、週明けに提出。

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/06/83660522-A850-4E9D-A914-69F5CEA3A4CF.png

日々の記録を綴ったり、

子どもたちや先生たちに

思いを巡らせたりしてきたことは、

このサイトの

原点になっているかもしれません。

綴ることで気づく

指導案(日々の記録)の一例

◯月◯日◯曜日

A児が◯◯した時に△△という行動をした。

そこで教師が⬜︎⬜︎の声かけや支援を行った。

すると本児は✖️✖️という行動に出たので‥

かいつまんでであるが、

こんな形式で文章を作成する。

1週間に見開き2ページ分くらいであろうか。

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/06/83660522-A850-4E9D-A914-69F5CEA3A4CF.png

あの時、あの子がこんな言動をとったのは

こんな理由だったのかな?

どんな声かけをしたら良かったのかな?

思い返しながらパソコンに向かっていると、

子どもの言動の理由が思い浮かんだり、

次への最善策を思いついたりすることもある。

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/06/90FD594E-FCBE-42B4-B39A-AE3EEBE03CBD.png園長先生

指導案は毎週必ず提出しましょう!

口を酸っぱくして仰っていた。

管理職の先生方が、子どもの事情を把握する

目的もあったはずだが、

子どもに適した支援や指導をするため

先生たちに策を練らせる目的も

あったのではないかと。

もちろん、教育委員会の先生方が

学校に訪問される時は、

耳を揃えて提出せねばならない(笑)

小学校でも指導案

硬い黒表紙につづりひもを通して、

指導案のつづりが配布される。

小学校でも日々の記録をつづった指導案。

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/06/83660522-A850-4E9D-A914-69F5CEA3A4CF.png

幼稚園で働いていたときも、

毎日のように書いてたっけ。

小学校では学校に職員1人に1台の

パソコンがあるから、

平日のうちに記録を記入できて

ありがたいな。

翌週の週予定と共に、指導案を閉じる。

コンスタントに提出している。

提出はうるさく言われない

幼稚園のように、毎週記録を書いて

提出するようには管理職から言われない。

担任は他の業務に追われていることも

重々理解されているからだろう。

筆者も、担任代わりに授業をした2週間は、

記録まで全く手が回らなかった。

筆者の場合、

その週の週予定を振り返りながら

「こんなこと言ってたっけ」

「あんなことやってたな」

と、特記したい事柄を

いくつかピックアップして

思い出しながらキーボードを打つ。

記録用に撮影した

デジカメの写真を振り返ったり、

写真のデータを指導案に貼ったりする。

子どもたちの行動を振り返って

今後の指導に活かすためにも

「日々の記録」のフォルダを開ける時間を

確保していきたい。