素敵なせんせいをめざすあなたへ
T2
T2のような形で
T 2のような形態で固定クラスに入っていた筆者。
Tはteacherの頭文字Tを表す。
複数指導の際の先生の表し方
T1 →授業をメインで進める教師
T2 →児童・生徒のフォローに回る教師
相談
ずっと息を潜めている感じが辛く、
中学英語教員免許のオンラインスクーリングで
知り合ったゆうこ先生に相談する。
ゆうこ先生に「T2の経験も強みになる」
と励まされ、GW明けからまた出勤した。
その後、T1の先生が急遽お休みされ、
朝から帰りまで計7日間
全授業をおこなうことに
- 仲間入り の記事一覧
日常が戻ってきた
クラスに子どもたちが登校すると、
これらの提出物を代わりにチェックする
1、算数の計算ドリルかプリントチェック
2、健康チェックカード
3、音読カード
1、計ドか算数プリント
前任校で2年生のフォローに入っている頃。
担任の代わりに毎日丸つけをしていた。
低学年は自分で丸つけせず、
担任が全てするので負担が大きい。
ザワザワした学年だったので
新学期はトラブルも絶えなかった。
筆者は見るにみかねて、丸つけを申し出たのだ
トイレに行く暇もないので、
ホントに助かります!
漢字の正解具合は担任の主観もあるので
正解不正解が数字でハッキリしている算数を
選んだ。
算数の丸つけはわたしたちがやってるよ!
漢字は担任の先生がしてるからね
コロナになる前、飲みに行った時
支援員の彼女がそう言っていたのを
覚えていたからだ。
学年が上がると自分で
学年が上がってくると、答えを見ながら
自分で丸を付けるようになる。
これがアヤシイ(笑)
問題がいくつもあるのに、
大きなマルがひとつだけされたものは、
大抵、答えを見ていないので要チェック(笑)
数字の羅列の答えや計算問題など
筆者が見直すと、数人の子は違ったままマル。
クラスが朝の用意の間に付箋をつけて、
その子を呼んで伝え、直させる。
子どもたちは面倒臭いだろうが、
その繰返しで見直す習慣や計算力をつけて欲しい
2、健康チェックカード
氏 名 | 出席番号 1 |
体温 | 健康 状態 | 家族の 健康 状態 | 担任 確認 印 | |
6/1 | 36.2 | ○ | ○ | 印 |
6/2 | 37.0 | ○ | ○ | 印 |
コロナ禍以降、職員も子どもたちも
毎朝の検温と健康チェックが必要になった。
温度が平常より高い時は、
付箋をして担任に伝えている。
37℃の子どもは、その後頭痛を訴えて帰宅。
筆者の工夫
名簿にチェックして、
出していない児童を調べても良いが、
筆者は右上に出席番号を記入している。
番号順に並べて、番号の飛んだ児童
(未提出)が分かるようにしている。
音読
筆者も小学生の母親だった頃
子どもたちの音読は背中で聞いていた(笑)
夕ご飯の支度をしながら、BGMのように
音読カード
音読する ところ | 回数 | 保護者 印 | 自主 勉強 時間 | 担任 印 | |
6/9 | 〃 | ||||
6/10 | 〃 | 2 | ○ | 1時間 | 印 |
6/11 | 〃 | 2 | ○ | 30分 | 印 |
一つの花 |
国語の単元が次に移って、かなり日が経つのに
「〃」繰り返しマークを
延々と記入してある児童も多い。
音読などしていないのだろう(笑)
今やっている単元名を読むんだよ、
と伝えた(笑)
隣のクラスの先生のフォロー
何となく慣れて来た4月末。
廊下を通った時、ふと隣のクラスを見ると
担任の先生は机にどっさり乗せられた
提出物に埋もれてハンコを押していた。
貴重な空き時間に
ハンコ押ししてるなんて…
そりゃ担任の仕事だけど、
隣のクラスはT2の先生がいないからなぁ。
…
本来なら職員室で
パソコン使った仕事とかできるのに…
…
そう言えば、
また僕のクラスも覗いてくださいね!
と、新学期当初に言っていたのを思い出した。
先生〜、もし良かったら、
算数の宿題チェックと健康チェックカード
音読カード、見ましょうか?
え?!マジですか?!ありがとうございます!
その日の放課後、
マ、ジ、で、助かりました!!
またお願いします!
以来、頃合いを見計らって隣のクラスに
宿題や提出物をもらいに行くようになった。
子どもたちのフォロー
算数は特に、
困っている子どもたちのそばに行って
理解が深まるようにフォローする。
算数はT2を常任させている学校も多い。
テストが返されて、
悲喜こもごもの子どもたちにも
あ〜あともう少しだったね!
最後まで見直したら、100点取れるよ。
この問題はね、こうやって…
心理的なフォローも、していこうと思う。
電話相談で
「発信」していくと良いですよ
電話相談で事情を伝えると
意外な答えが返ってきた。
T2はフォローがメインだから
受け身な気がするからだ。
…
子どもたちに「惜しかったね」
と励まして回るのも、
担任の先生に「何かお手伝いしましょうか?」
と尋ねるのも「発信」になる。
「発信」と考えると、すごく能動的だ!
・担任の先生のフォロー(同学年も)
・子どもたちの物理的、心理的フォロー
・こちらからの「発信」で能動的に
考えをまとめていたら
気持ちが落ち着いて来た。
また月曜日から気持ちを新たに頑張れそうだ。
「T2も強みになる」と教えていただいた
ゆうこ先生やメンターに
感謝である。