\40歳からの教員生活 通信で教員免許をめざすあなたに 小学校の先生から心理師の先生へ/

T2のお役目は「発信」

素敵なせんせいをめざすあなたへ

T2

T2のような形で

T 2のような形態で固定クラスに入っていた筆者。

T 1、T 2

Tはteacherの頭文字Tを表す。

複数指導の際の先生の表し方

T1 →授業をメインで進める教師

T2 →児童・生徒のフォローに回る教師 

相談

ずっと息を潜めている感じが辛く、

中学英語教員免許のオンラインスクーリングで

知り合ったゆうこ先生に相談する。

ゆうこ先生に「T2の経験も強みになる」

と励まされ、GW明けからまた出勤した。

その後、T1の先生が急遽お休みされ、

朝から帰りまで計7日間

全授業をおこなうことに

日常が戻ってきた

クラスに子どもたちが登校すると、

これらの提出物を代わりにチェックする

T2の筆者が朝すること

1、算数の計算ドリルかプリントチェック

2、健康チェックカード

3、音読カード

1、計ドか算数プリント

前任校で2年生のフォローに入っている頃。

担任の代わりに毎日丸つけをしていた。

低学年は自分で丸つけせず、

担任が全てするので負担が大きい。

ザワザワした学年だったので

新学期はトラブルも絶えなかった。

筆者は見るにみかねて、丸つけを申し出たのだ

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/06/FDD8BCC0-A553-4BAA-9300-80D5E78FD610.png前任校の 2年生担任

トイレに行く暇もないので、

ホントに助かります!

漢字の正解具合は担任の主観もあるので

正解不正解が数字でハッキリしている算数を

選んだ。

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/06/A5002A1A-6B8C-49A4-8921-267B503A9EEE.png支援員を している友人

算数の丸つけはわたしたちがやってるよ!

漢字は担任の先生がしてるからね

コロナになる前、飲みに行った時

支援員の彼女がそう言っていたのを

覚えていたからだ。

学年が上がると自分で

学年が上がってくると、答えを見ながら

自分で丸を付けるようになる。

これがアヤシイ(笑)

問題がいくつもあるのに、

大きなマルがひとつだけされたものは、

大抵、答えを見ていないので要チェック(笑)

数字の羅列の答えや計算問題など

筆者が見直すと、数人の子は違ったままマル。

クラスが朝の用意の間に付箋をつけて、

その子を呼んで伝え、直させる。

子どもたちは面倒臭いだろうが、

その繰返しで見直す習慣や計算力をつけて欲しい

2、健康チェックカード

 氏  名   出席番号 1
体温健康
状態
家族の
健康
状態
担任
確認
6/136.2
6/237.0

コロナ禍以降、職員も子どもたちも

毎朝の検温と健康チェックが必要になった。

温度が平常より高い時は、

付箋をして担任に伝えている。

37℃の子どもは、その後頭痛を訴えて帰宅。

筆者の工夫

名簿にチェックして、

出していない児童を調べても良いが、

筆者は右上に出席番号を記入している。

番号順に並べて、番号の飛んだ児童

(未提出)が分かるようにしている。

音読

筆者も小学生の母親だった頃

子どもたちの音読は背中で聞いていた(笑)

夕ご飯の支度をしながら、BGMのように

音読カード

音読する
ところ
回数保護者
自主
勉強
時間
担任
6/9
6/1021時間
6/11230分
一つの花

国語の単元が次に移って、かなり日が経つのに

「〃」繰り返しマークを

延々と記入してある児童も多い。

音読などしていないのだろう(笑)

今やっている単元名を読むんだよ、

と伝えた(笑)

隣のクラスの先生のフォロー

何となく慣れて来た4月末。

廊下を通った時、ふと隣のクラスを見ると

担任の先生は机にどっさり乗せられた

提出物に埋もれてハンコを押していた。

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貴重な空き時間に

ハンコ押ししてるなんて…

そりゃ担任の仕事だけど、

隣のクラスはT2の先生がいないからなぁ。

本来なら職員室で

パソコン使った仕事とかできるのに…

そう言えば、

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また僕のクラスも覗いてくださいね!

と、新学期当初に言っていたのを思い出した。

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先生〜、もし良かったら、

算数の宿題チェックと健康チェックカード

音読カード、見ましょうか?

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え?!マジですか?!ありがとうございます!

その日の放課後、

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マ、ジ、で、助かりました!!

またお願いします!

以来、頃合いを見計らって隣のクラスに

宿題や提出物をもらいに行くようになった。

子どもたちのフォロー

算数は特に、

困っている子どもたちのそばに行って

理解が深まるようにフォローする。

算数はT2を常任させている学校も多い。

テストが返されて、

悲喜こもごもの子どもたちにも

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あ〜あともう少しだったね!

最後まで見直したら、100点取れるよ。

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この問題はね、こうやって…

心理的なフォローも、していこうと思う。

電話相談で

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「発信」していくと良いですよ

電話相談で事情を伝えると

意外な答えが返ってきた。

T2はフォローがメインだから

受け身な気がするからだ。

子どもたちに「惜しかったね」

と励まして回るのも、

担任の先生に「何かお手伝いしましょうか?」

と尋ねるのも「発信」になる。

「発信」と考えると、すごく能動的だ!

筆者の考えるT2

・担任の先生のフォロー(同学年も)

・子どもたちの物理的、心理的フォロー

・こちらからの「発信」で能動的に

考えをまとめていたら

気持ちが落ち着いて来た。

また月曜日から気持ちを新たに頑張れそうだ。

「T2も強みになる」と教えていただいた

ゆうこ先生やメンターに

感謝である。