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保育士資格・実技試験ー音楽表現(弾き歌い)

筆者39歳

実技試験

実技試験とは

音楽表現…ピアノなどの鍵盤楽器か、ギターで、既定の2曲を弾き歌い

言語表現…童話などを、子どもたちが前にいるように読み聞かせ

造形表現…提示された題の絵画を、規定時間内に描き上げる

の3科目から2科目を選択して受験

筆記試験に通れば、実技試験はまず大丈夫だと先に保育士資格をとっていた知人に聞いていた。

落ち着いて練習にかかることができた。

ピアノ歴

ピアノは中学に入って吹奏楽部が忙しくなりやめてしまい、ソナチネまでしか進まなかった。

(バイエルからスタート→ブルグミュラー→ツェルニー→ソナチネ→ソナタ→などの教本のこと)

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2020/02/B70BE0A1-EB09-490D-A41E-BE044D5C22CA.png保育士の友人

ソナタまで行ったら、ピアノをやってたって言えるそうよ

ということなので、1つ手前のソナチネではピアノをやっていたことにはならないらしい(笑)

それでも、保育士資格試験では主に童謡や子どもの歌を弾き歌いするので、

ピアノをかじったことのある人なら、練習すればそんなに難しい曲ではないかな、と感じた。

課題曲

通信講座の教材には、ちゃんと楽譜がついていた。

当時の曲は「ちょうちょう」

童謡の定番ともいえる。

あと一曲は「とんでったバナナ」

イントロも印象的で、ウキウキする曲である。

レッスン

弾くことはできても、弾きながら歌うのは意外に難しく、ピアノか歌のどちらかがおろそかになりがちだ。

娘が習っているピアノの先生にお願いして、何回か個人レッスンをお願いした。

保育士試験を受けるんです、と事情を話すと驚いておられたが、レッスン1回ずつで丁寧に教えていただいた。

通信講座から送られてきた楽譜は、初心者でも弾きやすいようにシンプル過ぎた。

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2020/02/48E393CF-B22B-4588-B0C6-E28133AE82D9.png娘のピアノの 先生

簡単すぎると弾きにくいから、

アレンジを加えて、弾きやすくしますね。

試験の点数も高くなるしね

楽譜はA4サイズが2曲で計2枚。

ピアノの先生のアイデアで、可愛い色画用紙に見開きで貼り、裏表紙にちょうちょうやバナナの絵を、わが子たちに描いてもらった。

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2020/02/48E393CF-B22B-4588-B0C6-E28133AE82D9.png娘のピアノの 先生

審査に直接関係はないけれど、

審査員の方の気持ちが和んで好印象になるかも

ピアノの先生の自宅で何度かレッスンをした。

個人で一回2500円だったと思う。

これから実技試験を考えている人は、ぜひレッスンをつけて欲しい。

気がつかないクセやポイントを丁寧に伝えてもらえる。

筆者は、左手の小指と薬指の

タッチが弱いそうだ。

細かい16分音符♬などが転がりやすいらしい

試験当日

電車を乗り継いで、会場のホールに到着。

ホール横の廊下に、1人ずつ楽譜をもって座って待った。

講演会やピアノの発表会をするような小さめのホールの真ん中に、グランドピアノが鎮座する。

アップライトを弾いてきたので、グランドピアノというだけで特別感があり緊張(笑)

ライトに照らされたピアノの前まで歩いていくと、暗めの観客席に審査員が2人、こちらを見ている。

楽譜の細工に気がつくかどうか、舞台の上からでもチェックしたい。

審査員の女性たちが楽譜の細工に気づいて微笑んでおられた。

微笑む審査員を見て、こちらも安心して試験に挑んだ。

つかみは

今思えば、試験が始まっていても、審査員の反応がどうなのか見届けられる余裕があったのだろう。

審査員が笑ってくれるのか、見たい!

「出オチ」といって、舞台に上がった時に笑いがとれるかどうか。

「つかみはOK」の気分だ(笑)

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