学校心理士
2025年9月、学校心理士の合格通知が届きました。
封筒を開けた瞬間、キャリコン試験に2度落ちて自信を失っていた私の中に、あたたかな光が差し込んできました。
再挑戦の決意、並行して進めていたnote発信、娘と歩む学びの道。
すべてがつながり、「この資格を取りたい」と心から願えたのが、学校心理士でした。
このページでは、学校心理士を目指すきっかけや、合格までの歩み、試験当日のことなどを振り返ります。
学校心理士に合格しました(2025年9月24日)
2025年9月24日、ついに学校心理士の合格通知が届きました。
封を開けた瞬間、思わず「良かった…」と声が漏れ、膝から崩れ落ちました。
キャリアコンサルタント試験に二度落ちたあとだっただけに、この知らせは「もうひとつの希望」として、心の深い部分に届きました。
この記事では、私が学校心理士をめざした理由、そこに至るまでの流れ、そして思わぬ再会がくれた未来への一歩についてお伝えします。

キャリアコンサルタント不合格のその先に
2025年4月。私はキャリアコンサルタント試験に落ちてしまいました。
頑張ってきただけに、ぽっかりと心に穴が空いたような感覚。
でも、そんな私を前向きにさせてくれたのが、もうひとつの挑戦——「学校心理士」でした。
公認心理師として現場経験を積んできた自分が、さらに教育現場で子どもたちの力になれる資格。
それが学校心理士だと知った瞬間、落ち込んでいた私の中に、次に向かう力が湧いてくるのを感じました。
学校心理士 娘とのつながりが、未来への扉に
実は、学校心理士という資格に出会った背景には、娘の存在があります。
教育心理を学ぶ娘が、大学卒業と同時に「准学校心理士」の資格を取得。
娘は今、学校で教員として働きながら、3年後に正式な学校心理士になることをめざしています。
准学校心理士の資格があれば、3年以上の教育機関での勤務で、学校心理士の受験資格を得ることができるのです。
一方で、私は教員経験と公認心理師資格を活かして、別ルートからの挑戦ができることを知りました。
同じ目標に向かって、母娘でそれぞれの道から歩んでいける——そんな運命のようなつながりに背中を押されました。

学校心理士試験のための、推薦人探しの葛藤と、再会の奇跡
受験に向けて最大の壁となったのが「推薦人」の存在。
最初は県の公認心理師会でお世話になった大学教授に依頼しましたが
「職場の上司や大学院の指導教員が望ましい」とアドバイスを受け、悩みました。
そんなとき、ふと思い浮かんだのが、以前勤めていた小学校の校長先生。
かつて娘たちが通った小学校に、教頭としていらっしゃったご縁もありました。
ただ、今は教育委員会にお勤めで、連絡しても大丈夫だろうか…という不安がありました。
それでも意を決して電話をかけたところ、先生は快く引き受けてくださり、後日、教育委員会で直接お会いすることに。

老舗の菓子折を手に訪れた市役所。
扉を開けた瞬間、先生は娘の小学生時代のことまで覚えていてくださり、笑顔で迎えてくださいました。
この再会が、私にとって「この道で間違っていなかった」と感じさせてくれる大きな出来事となりました。

学校心理士資格の向こう側にある仕事とは
校長先生との会話の中で、「この資格を取ったら、どんな仕事ができるの?」と聞かれました。
以前は、学校心理士の資格でスクールカウンセラーや教育相談、研修講師など幅広いフィールドで活躍していたそうです。
現在は公認心理師資格があることで事足りるケースも増えているとのことですが、私にとっては「自分ができることの幅を広げる」意味で、大きな価値がありました。
校長先生からの「今もいろんな小学校から、『うちの学校に先生として来てくれ』って、連絡がバンバン来てるんじゃないの?」という冗談交じりの言葉に、思わず笑いながら、これからの自分の働き方について改めて考えるきっかけになりました。

冗談交じりの笑顔に、未来のヒントを感じました
学校心理士の資格取得はゴールではなく、新しいスタートライン。
娘と共に、それぞれの道から現場で子どもたちを支えていく未来に向けて、これからも歩んでいきたいと思います。
🕯 ゆりかsanより
この記事が、これから学校心理士をめざすあなたの背中をそっと押せたらうれしいです。
Zoom自習室や個別相談も行っていますので、気軽にご連絡ください。

