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少人数教室で学力UP

せんせいをめざす素敵なあなたに

中学校でも少人数制

長男が中学生のとき、通っていた中学校でも少人数制が取り入れられ、

2年生と3年生時には、数学で少人数制が開始。

少人数教室

小学校の場合は主に算数(中学では数学・英語)などを

2クラス、3クラスに分け、

教師1人に対する子どもの数を減らしたり、

学習の理解度をほぼ揃えたりすることで

より丁寧な指導を行なえ、

学習の底上げ子どもの理解を促す…といった対策。

特に、算数・数学の学力の底上げをはかるために、

近年は少人数制をとる小学校も多い。

中学校へ少人数制のお願い

長男が中学に在籍中に採用されていた数学の少人数制。

娘が中学に入学した時は、少人数制が採用されておらず、残念に思っていたところ

「何か要望はないですか」といった文書が学校から来た。

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2020/02/FB28A0EC-816A-45BA-8D28-F877B850F454.png中学生の保護者だった頃の筆者

長男が在籍中に、

数学で少人数制を採用されていました。

習熟度に合った指導で

子どもたちの理解も進むことが期待できますし、

教えていただける先生の確保も必要かと思いますが、ぜひご検討をよろしくお願いします。

すると翌年、英語の先生が来られたということで

英語で習熟度別の少人数制が採用された。

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/05/A0C1FF7F-8A6C-4BC4-BD95-A121833C4189.png同級生の ママ友

少人数制がいいって話を聞いてたから、

わたしも、少人数制のお願いの希望を出したのよ!

そのおかげで少人数になったかどうかわからないけど、良かったね♪

のちに、わが子たちの担任になった先生に少人数制になったお礼を伝えると

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/05/AFF870FE-1F1B-43E1-8BC0-5CCD6D9F47DB.png中学の英語教師

今年、英語の先生に来ていただけたので、

少人数制にすることができたんです。

習熟度別だと、同じくらいの理解度なので

授業がやりやすいんです。

わたしは、初級のクラスの担当で、

「このSは三単現のSだよ〜」とやっています(笑)

得意の算数を中心に教えている元主婦

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2020/01/F45DD1C7-A59C-4315-9D35-9352D5842F59.png女性

支援員をしていました。

高等専門学校に(高専)通っていたこともあり、小免をとって算数の少人数教室の指導をしています。

理系出身の先生なら、

算数の少人数指導はうってつけだ。

算数指導の先生はもっと増やしてほしい。

コースは自分で選択

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2020/02/FB28A0EC-816A-45BA-8D28-F877B850F454.png中学生の保護者だった頃の筆者

習熟度別って、

「あなたはこっちのクラスへ行きなさい」と児童や生徒に教師側が言うのは、優劣を見せ付けてるみたいで難しいなぁ。

どんな風に分けてるんだろ…

と感じていたが、杞憂に終わった。

どんどんコースとじっくりコース、しっかりコース(仮)自分たちで選ばせて習熟度別にするのだ。

子どもたちは、ほぼ自分の理解度合いにあったコースは選択するそうだ。

自分で選んだコースなので、納得して勉強に向かえる。

勤務校では、学期ごとや単元ごとにコースの見直しもしたので、

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/05/283D2116-F80D-4A8F-96F4-183C1C544506.png

時間までに問題が全部終わってしまって物足りないから、次の学期はじっくりコースにする!

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/05/14CEB2C7-403B-445C-B1FD-8788BD25B7D0.png

問題が難しいし、ついていけないから、

次はどんどんコースに変える〜

自分たちで決めて、教師に変更を伝えることもできた。

関心意欲も増すだろう。

学期の終わりに総まとめ

前任校では、学期の終わりに総まとめとして

算数の少人数制を取り入れていた。

算数の授業をテンポ良く終わっていなくてはならないが、

良い取り組みだと感じている。

空き教室で

コースを増やすのに、指導の教室が必要になる。

少子化の進んだ学区は空き教室を少人数教室として設置してあった。

元々のクラスの自教室を利用するほかに、

使われることの少ない、ミシンの置いた家庭科室や

空いている時は音楽室などを利用した。

コース分け

例)1組 ➕ 2組 の生徒をミックスして

➡️ しっかりコース

基礎から1問ずつしっかり勉強していく。

➡️ どんどんコース

その単元のおさらいを教師がサッとした後、

単元のプリントをどんどん解いて丸つけしていく。

➡️ じっくりコース

単元ごとに難易度の高い問題を

じっくり考えながら解いていく。

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/02/376F763B-2D5C-4EF2-A445-7DCA84D5E2BF.png小学校の先生

じっくりコースは算数の得意な子が多いから、

いうならば「S・Sクラス」ね。

S・Sクラス

公立高校で、スーパーサイエンスハイスクール(S・S・H、 super science high schoolの略)に指定されている学校にあるクラス。

S・S(super science )クラスは3年間持ち上がり。

数学・理科を重点的に行い、

近隣の大学や研究機関へ訪問、夏季の海外研修など理数系に特化した活動を行う

赤ペン

筆者が担当していたのは、問題をどんどん解くどんどんコース。

単元ごとに、どんどんコースの子どもの人数分、大量にプリントを印刷し、

10枚ほどのプリントの解答を赤ペンで前日までに準備。

赤ペンをたくさん用意して、

解答用紙の横に置いておく。

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/05/C1918310-7C8E-4AD0-AE8F-959E11BFBC2E.png

せんせーい!赤ペン足りないから

もっと出して欲しい!

先生の赤ペンを使うだけで気分があがるらしい。

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2020/02/FB28A0EC-816A-45BA-8D28-F877B850F454.png筆者

では、先生の説明はおしまいです。

まずこのプリントからやってね。

できた人は、答えを置いておくから

丸つけをして、

どんどん次のプリントをやってね!

どんどんコースだからね(笑)

可愛いものだ。

同じところで

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/05/AF847C9D-049C-4E51-8C9E-A7BCA7D2FAE6.png

あれ?やり方が違うのかなぁ?

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/05/C5790B3C-54B8-4F13-BEA5-99457DC579A8.png

これ、どうやって解くんだったっけ?

習熟度別でクラスを分けているので、机間巡視をしていると、

つまづいたり理解がしにくかったりする箇所が

見事に同じの子どもが多かった。

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2020/02/FB28A0EC-816A-45BA-8D28-F877B850F454.png筆者

どんどんコースさん、一旦鉛筆を置いて注目

…この3番の問題だけど…

一旦プリントを解くのを中断させて、

全体に解説をする。

習熟度別の利点を感じた。

学期末に集中して単元ごとに行っていたので、

この期間の2週間ほどの放課後は、プリント印刷と解答作りに追われたが、

子どもたちにとっても、教師にとっても、

充実した取り組みだったと思う。

〜がんばるあなたを応援しています

いつもありがとうございます♪