\社会人から先生になりたい・先生の次のステージをめざしたい 教員×公認心理師がセカンドキャリアを応援/

仲間入り①授業がしたいな

せんせいをめざす素敵なあなたに

T2

今年度はT2のような形で固定クラスにいる筆者。

T 1、T2

Tはteacherの頭文字Tを表す。

複数指導の際の先生の表し方

T1 →授業をメインで進める教師

T2 →児童・生徒のフォローに回る教師 

授業がしたい

コロナ禍でゴールデンウィーク中でも自宅。

掃除したり買い物したりして過ごしていた。

いよいよ明日から学校が再開するという日、

普段に増して憂鬱だった。

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/05/D13C0845-3F30-4849-B609-BBEAE1102CB0.png筆者

T1はベテランの先生だから

授業の進め方の勉強にはなるけど

T1の先生の動きを見ながら

子どもたちのフォローに回るために、

ずっと息を潜めてなきゃならない感じ…

毎日毎時間だと、ちょっとしんどいなぁ

でも今の学校では言えないし…

そうだ!

通信制大学の

中学英語教員免許課程の

オンラインスクーリングで知り合った

ゆうこ先生にメールで相談してみよう!

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/05/D13C0845-3F30-4849-B609-BBEAE1102CB0.png筆者メール

ゆうこ先生へ…

…というわけで、ずっと固定のクラスにいます。

お子さんのフォローに回っています。

担任の先生はベテランの先生で

勉強になるのですが


授業中、

息を潜めてフォローに回るのが

しんどくなって来て

週5日6時間ずっとなので

あー、授業やりたいなぁ!という魂の叫び

管理職に相談してもいいでしょうか?


わたしが他クラスに行って授業をして、

他の先生に空きが増えたら、

喜んでもらえると思うのですが…

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/03/BF230072-7ACD-4C23-9D24-FF0DF2DD4B57.pngゆうこ先生メール

○授業について

『安西先生、授業が……授業がしたいです』

(スラムダンクの有名なフレーズの真似です。す、すみません)

私、去年、時々このフレーズを

こっそり親しい人に言ってました笑。

去年は算数の補助的な仕事で、

楽だったけどつまらなかった(小声)。

でもそのおかげで仏大通信の勉強も出来たし、

帰宅後TOEICの勉強出来る体力も

残ってたのです(小声)。

なのであれはあれで必然だったかと

今は感じています。


先生も授業大好きでいらっしゃるのですね。

嬉しいです。

仏大通信でよい出会いが得られたなぁと

しみじみしてます。

管理職さまにそのお気持ちは伝えておいても

いいかとは思います。

どちらの経験も

「バスケが…したいです」という

有名なマンガのセリフを引用して

ユーモアたっぷりの序章にまずひと笑い。

次に、茶目っ気のある本音。

そして、体験から来る共感。提案。

最後に、相手へのねぎらいと励まし。

メールの文章の構成に舌を巻いた。

最後のねぎらいと励ましに、思わず涙…。

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/05/A25E80DC-1E25-4838-93A7-F823D2837F86.pngゆうこ先生メール

先生が教師に同室してくださったら

担任の先生大助かりですよね。

T1T2どちらの経験もあるって強み

だと思います。

まるで、隣の教室から見ていたかのようだ。

足りないプリントをT1の代わりに

コピーしに走ったことも。

授業に入れない子のフォローで

教室を出ていくことも。

代わりに丸つけやハンコ押しをしていることも。

忙しそうにしているT1の先生に声をかけて、

T2のような存在のいない、

隣のクラスにも声をかけて、

やることをもらってクラスでやっていたのだ。

息を潜めるしんどさを感じていたT2の経験すら

強みに変えられると仰る。

そんな視点は筆者にはなかった。

言葉のひとつ一つが本当にありがたかった。

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/05/D13C0845-3F30-4849-B609-BBEAE1102CB0.png筆者メール

ゆうこ先生、ありがとうございます。
『先生、授業が……授業がしたいです』
このフレーズを呟くなんて、

お笑い好きだなぁと嬉しくなり 笑


ゆうこ先生にほんとに話して良かった!

共感してもらえて、すごく救われた気分です。


授業がしたい!

この感覚を味わうために、

このポジションに就いて

次の授業をする時、改めて感謝できそう。

そうか、

わたしも有意義な時間をもらった

と考えて、

余裕のある意識を勉強に充てたり、

次のステップを考えたりしよう!と

前向きに考えられました。

ゆうこ先生のおかげで気持ちを立て直せた筆者。

このあと、思わぬ展開が待っているのである。

ゆうこ先生に寄稿していただいた

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