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高校英語教員をめざして1

素敵なせんせいをめざすあなたに

筆者が通信の大学に籍を置いて、県支部の書記をしているとき、県支部の支部長をされていたKさん。

前支部長のYさん同様、Kさんとも、新入生のための説明会を開催したり、通信学生同士の懇親会を計画したりしていた。

通信の大学で教員免許取得後、高校の英語教員として見事に採用された経緯をうかがったところ、

大学の支部通信に投稿したので使ってくださいと、快く原稿をいただいた。

勉強法から、地域の特色など、体験に基づいてかなり詳しく書かれているので、今後採用をめざす人は大いに参考になると思う。

2020年度教員採用試験を終えて

色々非効率な面もあったのでこれから受けられる方の参考になれば幸いです。

準備

2018年9月

大体受験年の前年の夏休みくらいから準備を始めるそうです。

また教師塾が始まる時期でもあります。私はどの地域でもあるのを知らなかったので大学の広告で見た京都市の教師塾に応募しました。

選考はありますが、京都市に限ってはほぼ合格します。18年9月~19年5月まであります。(現在の開講時期は確認を)

毎回の流れとしては「いじめ」、「生きる力」、「PTAの役割」など学校に関わるテーマで現場の方が講義をされ、質疑応答、その後グループでそのテーマについてグループ討論をする、といった流れです。いろんな情報交換ができる。

勉強開始

2019年1月

私はこの時勉強を始めました。時間が十分あると思ったので300ページくらいの教職・一般教養の本を買いました。

ただ内容がかなりコンパクトにまとめられているものだったので自分で補足しながら内容を理解し覚えるのにはかなり苦労しました。

また大学で勉強したことがあるとはいえなじみのない内容なので、そういう意味でも時間がかかりました。

結局読んだ量でいうと半分くらい、覚えた量でいうなら1割くらいでしょうか。途中で断念しました。

過去問などの販売開始

2019年2月

この時期から2020年度の地域別過去問、参考書、問題集が販売されます。

願書の取り寄せ

2019年3月

公立学校の願書取り寄せが始まります(~5月)。

受験日程について

公立の教採は重複受験しにくいよう5つの試験日に分けられています。私は福井、岐阜、神戸、滋賀、京都府を取り寄せました。

ただ取り寄せなくても大体ネット上でダウンロードできます。ちなみに神戸と京都府は同日試験です。

私は教養試験が全然準備できていなかったのと教科免除の関係で後日決める目的であえて2つとも申し込みました。

またその日に大阪、奈良の試験もあるので、近畿付近で、というなら滋賀+その他近畿府県といったところでしょうか。

岐阜、福井は朝の新快速がないのでちょっと辛いということにあとで気が付きました。

倍率について

昨年の倍率はネット上で調べられます。私は高校英語ですが、例えば京都市は19倍で岐阜は3~4倍程度なので重要なポイントになります。

試験教科内容について

教養の割合、内容については教育委員会のHPや過去問で調べられます。

例えば神戸は教養は直接換算されず、足切り(8~9割が合格)のためだけに使われる、また歴史問題は出ない。滋賀ならご当地問題が必ず出る。といった情報は知っておいて損はないでしょう。

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/04/688A2A76-68B8-4309-B258-3753F2E5D44C.png管理人より お願い

お読みいただいてありがとうございます。

このサイトは

これから教員免許をめざす方への参考になればと管理人が私費で運営し

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読んでくださった記事は、

教員免許をとって

高校英語教員に転職されたKさんに、

「せんせいをめざす方の励みになれば」と

お願いしたものです。

もし、通信制大学などで教員免許を取得して

新たな道を歩んでいる方がおられたら、

ぜひこちらのサイトへ体験談を

お寄せいただけませんか?

これから教員免許取得をめざす方への

頼もしいメッセージになると思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

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