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今年の漢字
年末になると話題に上る「今年の漢字」
漢字検定を主催する協会が毎年募集した中から選んでいる。
「今年の漢字」は京都に本部がある日本漢字能力検定協会がその年の世相を表す漢字ひと文字を一般から募集し、最も多かった字が選ばれます。 ことしは20万8000票余りの応募の中から「密」の文字が選ばれ、京都市東山区の清水寺で森清範貫主が大きな和紙に筆で書き上げました。
Wikipediaより
漢字検定の受検計画
筆者37歳-48歳
年に三回行われる漢字検定。
わが子たちが通っていた寺子屋教室では、受検者が10名以上いれば準会場になるそうで、
そこの受検日に合わせて、わが子たちの学習予定を立てていた。
夏休み終盤に試験を設定されていたので、復習を兼ねて夏休み中に学習できるようにした。
学習に時間の取れる夏休みを選んで、復習を兼ねて1つ下の学年の級を8月終盤に受検をする子も多かった。
10級 | 小学校1年生程度 1500円 |
9級 | 小学校2年生程度 1500円 |
8級 | 小学校3年生程度 1500円 |
7級 | 小学校4年生程度 2000円 |
6級 | 小学校5年生程度 2000円 |
5級 | 小学校6年生程度 2000円 |
4級 | 中学校在学程度 2500円 |
3級 | 中学校卒業程度 2500円 |
準2級 | 高校在学程度 2500円 |
2級 | 高校卒業程度 3500円 |
準1級 | 大学・一般程度 (公開会場のみ) 4500円 |
1級 | 大学・一般程度 (公開会場のみ) 5000円 |
受検料もかかるし、受検するからには合格させたい(笑)
(漢検の受検をし始めた当初は受検料が高いなと感じていたが、
その後、漢字検定の受検料が高いと問題になり、現在は良心的な料金設定になっていてありがたい)
漢字検定の会場となった学習の教室は、
のちにわが子3人がお世話になり、
学習を続けることになった。
わが子たちを通わせながら、
そこに通う小・中学生に
勉強を教えることになる。
…
小学校教諭免許をとるきっかけとなった、
寺子屋教室である。
先生になるには 幼稚園⇔小学校⇔中学校中学受験するなら
検定を多く合格していると中学受験に有利に働くらしく、漢字検定5級の合格は目安。
中学受験を考えている児童には、6年生夏休みまでの漢検5級受検を勧めていた。
つまり、6年生の夏休みまでにまだ習っていない6年生の漢字を先取りして勉強しておくのだ。
…
受検級の目安表のように、5級は小学校卒業程度の学力。
漢字検定合格後、2学期の通知表に記載するまでのタイムラグを考えると、受検は早い方がいい。
6月 | 漢字検定受検申し込み |
7月 | 漢字検定の学習を進める |
8月 | 漢字検定5級受検 |
9月 | |
10月 | 合格発表→合格証が郵送で届く |
11月 | 合格通知票を学校に提出 |
12月 | 2学期の通知表に漢検合格記載 |
1月 | 中高一貫校の中学受験日 |
教室は中学受験を推す塾ではなかったが、指導者として教室に通うようになった後も、受検級の目安の表のように伝えていた。
通知表への合格記載
2学期の通知表を渡すのは、12月後半だ。それまでに手直しをしたり、管理職にチェックしてもらったり、意外に早い時期から通知表作成に取りかかる。
2学期 | |
11月 | 通知表作成開始 |
11月末 | 通知表を管理職へ |
12月 | 最終手直し・印刷 |
12月中旬〜 | 通知表渡し |
中学受験は1月だからまだまだ先…だが中学受験を考えているなら、早めに学校へも連絡。
漢字検定の合格記載のお願いも伝えておくと、担任はつもりをしておいてくれることだろう。
満点合格証が欲しい
「満点合格」という制度も有り、
合格証と別に満点合格証がもらえました。
満点合格証欲しさに時期を待ち、
わざと1つ学年の下の級を受検したことがあります(笑)
発達の最近接領域
筆者39歳
保育士試験を勉強しているときに出てきた、発達理論のひとつ
ヴィゴツキーは、発達と教育との関連を考察し、教育は子どもの「現下の発達水準」に基礎をおくのではなく、発達しつつある水準、予測的発達水準に基づいて行われるべきである、とした。この発達しつつある水準、成熟中の段階にあり、次には現下の発達水準に移行すると予想される領域が、発達の最近接領域である
Wikipediaより
かけ離れた難しい課題ではなく、
今取り組んでいることに「最も近く接している領域」(最近接領域)で少しだけ難しいこと、をやれば確実に力がついていく
それの繰り返しで、だんだん領域を広げるように能力を高めていける
というように理解した。
勉強だけでなく、ピアノの検定でも習字の級でもスイミングの昇級でも、同様だろう。
大人でも子どもでも当てはまる理論だ。
検定の難易度が段階的に設定され、3級の次に準2級、など「準」と名のつく級が増設されているのは、発達の最近接領域の観点から見てもありがたいシステムだ。
〜がんばるあなたを応援しています
いつもありがとうございます♪