\40歳からの教員生活 通信で教員免許をめざすあなたに 小学校の先生から心理師の先生へ/

小学校免許を取るには☆nicoママ先生編⑧教育実習について③~

素敵なせんせいをめざすあなたに

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この「センセイスタイル」のサイトを訪問してInstagramに連絡をくださったnico先生。

元々は特別支援学校希望のnico先生が、

小学校教諭をめざすことに…

教育実習編その③です。

小学校免許 教育実習で査定授業の指導案を練り上げる

いよいよ教育実習も3週目に入り、査定授業も目の前になった。

私自身、算数が苦手で、家に帰っては復習をして指導案を練り上げた。

査定授業の単元は算数科「平均とその利用」になった。

研究授業査定授業)とは、実習生の授業実習の成果を指導担当教員や学校長、同じ教科の先生など、複数の先生方に見てもらい、批評や助言、指導を受けることによって、教科指導の反省と改善につなげるためのものをいいます。

法政大学HP
教育実習における研究授業参観のコツ
より引用

査定授業前は遅くなることを実母に伝えており、Y先生にもその旨を伝えて遅くまで学校に残り、指導案について話したり、時にはプライベートな話をしたり

(まさかの娘さんが同じ小学校の一つ上の方・・そういや、いつも習字で入選していた子の苗字がYだったな・・)と思い出して昔話に花を咲かせたりしていた。

教育実習指導の先生と指導案やプライベートの話

小学校免許 いよいよ査定授業

そして、査定授業の日がやってきた。

授業前、私の緊張が伝わってしまったのか、いつもは元気なクラスがおとなしくなってしまい、Y先生が簡単なゲームをして緊張をほぐしてくれた。

(本当は私がやらねばならないことを・・反省。)

授業は、子ども達がたくさん発表をしてくれたり、考えを交流してくれたりして大盛り上がりだった。

私も授業をしていて、教えることの喜びをひしひしと感じた。

しかし課題もたくさん残った。ヒントカードがあまり使えてないことや、しっかりと根拠を説明できない部分などあった。

反省会では、Y先生からもそこの部分のアドバイスがあったので勉強になった。

教育実習の査定授業

小学校免許 先生のがんばりを見ている子どもたち

反省会後にY先生から、

子どもたち
子どもたち

nico先生の大切な授業だから頑張ろうね!

と子ども同士話してくれていたのを聞き、とても嬉しかった。

指導のY先生
指導のY先生

これは先生の人柄なんだよ。

子どもって、意外と先生の表情や言動を見ているからね。

nico先生の頑張りを子ども達はしっかり見ていたんだよ。

と言われて泣いてしまった。

うれし涙と、我が子を5か月で保育園に入れて実習することへの罪悪感、周りからの賛否両論・・自分の中の葛藤の涙だった。

Y先生の言葉ですべて報われた気がした。

算数の査定授業も無事に終わり、実習最終日はサプライズのお別れ会をしてくれた。

もらった色紙には、

子どもたち
子どもたち

絶対

先生になってください!

のメッセージがあり、

nico先生
nico先生

必ず採用試験

合格するぞ!

とやる気になった。

こうして、私の小学校実習は終わった。 

子どもたちからのメッセージの色紙

小学校免許 先生に戻って来てほしい

つい2ヶ月ほど前、スーパーに買い物へ行ったらレジの店員さんから

レジのバイトをする教え子
レジのバイトをする教え子

nico先生ですか?

と聞かれた。何とその当時クラスの子だった。高校生になりバイトをしていたのだ。

短い期間なのに覚えてくれていたこと(しかもコロナ禍でマスクだったのに)が嬉しかった。

レジのバイトをする教え子
レジのバイトをする教え子

実習が終わった後に

nico先生戻って来てくれんかなー!

ってみんな言ってたんだよ。

と話してくれた。

教育実習の教え子とスーパーのレジで再会

小学校免許 不思議な縁で

  • このブログに実習のことを書いたこと
  • 彼女(教育実習のときの教え子)と再会したこと
  • 指導のY先生が私の育休代替であること

不思議な縁があるのだとしみじみ感じた。

そして、この実習から3か月後に無事に小学校教諭一種免許を取得することができたのだ。

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/04/D3852E29-3629-4370-AC3F-E4CB2A5211A3.jpeg管理人

いつも心温まるお話をありがとうございます。

「先生に戻って来てほしいな」と子どもたちに言われる教育実習生さんばかりではないので、nico先生の人柄を感じさせるエピソードですね!

子どもたちからの応援メッセージがいっぱいの色紙は、きっと宝物だと思います。

さて、次回以降はいよいよ教員採用試験編。

公立の小学校教諭の場合、3倍やそれ以上になる教員採用試験。

勤務しながらだと、そのための勉強時間を割くのが大変です。

どんな風に合格していかれたのでしょうか…