先生になるには
素敵なせんせいをめざすあなたに
となり合う学校の校種のこと
幼稚園 ⇔ 小学校 ⇔ 中学校 ⇔ 高等学校
先生になるには 寺子屋教室で
近所に寺子屋のような学習の場が有り、教員経験のあるスタッフが宿題や自主勉強の見守りをしていて、わが子たちを通わせていた。
そこで手伝いをしてほしいと依頼があり、平日の夕方や週末の夜に週2回程度、寺子屋教室に通う子どもたちの勉強を見守るようになった。
そわそわしていた下学年の児童が、だんだん落ち着いて座って学習に取り組めるようになり、学習の力が伸びていく過程は、目を見張るものがあった。
せんせーい!
と、筆者を頼って分からない勉強を聞いてくる児童たち。真剣な表情で問題に取り組む姿勢が本当に可愛かった。当時、保育士と幼免しかなく
小学生に教えるのなら、小学校の免許も有った方がいいのかな…
考え始めていた。そこの子どもにある日…
先生、うちの学校来てよ!
小学校の先生になればいい、というお知らせに思える…
関連した免許や資格を取ろうとする、いつもの癖である(笑)
「子どもをほめるのがすごく上手!小学校の先生に向いてるわ」と主催の先生に言われてびっくりしたことがある。
小学校教員免許をとる決意をしたのである。
迷っている時に、ふと目にした文字、聞こえて来た言葉
心に残ったものは意味があるんでしょうね。
先生になるには 隣接校種の免許状
自宅でしばらく眠っていた佛教大学の入学要項をよく見てみると、
「隣接校種の免許状の取得」の項目に、幼稚園教諭免許を所持し、3年以上の実務経験があれば、13単位で小学校教諭免許が取得できるとある。
幼稚園 ⇔ 小学校 ⇔ 中学校 ⇔ 高等学校
幼、小、中、高いずれかの教員免許をすでに取得し
3年以上その教員免許の教員として在職すれば、必要単位を修得することで、隣接した校種の教員免許状を取得できる
幼保特例制度の時の様に、実務経験を生かして、少ない単位で違う免許がとれそうだ。 心が躍った。
単位が少ないというのは、金銭的なメリットはもちろん、忙しい日常の業務の中での学習が必要最低限ですむというメリットも大きい。
幼稚園教諭免許を所持し、幼稚園の実務経験が3年以上ある
13単位 ➡ 小学校教諭2種免許状
教員は続けたいけれど、違う教育現場に移ろうかな…という先生も多い。
隣接校種の制度は、少しずつ環境の違う教育業界に身をおき続けることができ、その中で自分に合った働き方ができる橋渡しとなってくれる、非常に良い制度だと感じている。
実際に隣接校種で別の教員免許をとって、先生を続けていく人にたくさん出会ってきた。
中学校教諭免許を所持し、中学校の実務経験が3年以上ある
6科目12単位 ➡ 小学校教諭2種免許状 テキスト代別
先生になるには となりの校種ならとりやすい
以下に隣接校種を適用した場合の免許と単位数を示しておく。
取得希望免許状 | 幼免2種 | 小免2種 | 小免2種 | 中免2種 | 中免2種 | 高校1種 |
所有の免許状 | 小免 | 幼免 | 中免 | 小免 | 高校教諭 | 中免(2種除く) |
必要在職年数 | 3年 | 3年 | 3年 | 3年 | 3年 | 3年 |
最低修得単位数 | 6単位 | 13単位 | 12単位 | 14単位 | 9単位 | 12単位 |
幼保特例制度に続いて、またもや国の制度に助けられ、翌春
「科目履修コース 小学校教諭免許」に入学した。
幼稚園教諭免許の課程を卒業し、44歳で幼稚園教諭免許をとった筆者は、
小学校教諭免許の取得のために、46歳でふたたび大学の門を叩くのである。
・中学校に中免をもって常勤3年以上勤務
➡️ 小学校教諭二種免許状
・小学校に小免をもって常勤3年以上勤務
➡️ 中学校教諭免許(英語)二種免許状
を数科目で取得ができる。
https://bukkyo-u.jp/lp/1904-01/
佛教大学通信教育課程小学校の先生になった人たち の記事一覧
https://sensei.style/Japan/category/shougakko/shougakkou-sensei-nattahitotachi/
校種間人事交流で先生を続ける(中学校⇆小学校) 教員他県異動 現職他県教員 先生を続ける〜がんばるあなたを応援しています
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