\40歳からの教員生活 通信で教員免許をめざすあなたに 小学校の先生から心理師の先生へ/

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教員免許の手続き

素敵なせんせいをめざすあなたに

教員免許の手続き 教員免許の申請も自分で

大学や専門機関で保育士資格や教員免許の課程(教職課程)をとっている場合は、

わずらわしい書類の申請は、たいてい大学側がやってくれる。

保育士資格を取得したとき、1から書類を自分で揃えて、それらを県の教育委員会に簡易書留で提出した。

発行手数料として県の収入証紙を買うために、日頃は縁のない県事務所という所に足を踏み入れた。

健康診断が必要で医療機関で診てもらったり、書類のために役場に行ったり、

この面倒さが、独学で資格をとることの大変さの一部なんだなと感じていた。

その経緯もあって、幼稚園免許の申請は勝手が分かっているはずだった。

幼稚園教諭免許の申請に必要な書類(幼保特例制度の場合)
  • 学力に関する証明書
  • 卒業した大学・短大の卒業証明書
  • 勤務先の実務証明書
  • 収入印紙(筆者の場合5000円)

必要な単位の記載された学力に関する証明書

卒業した大学、短大等の卒業証明書

勤務先の実務証明書(3年以上4320時間)

収入証紙(円分)

詳しくは、それぞれ申請しようとする自治体に確認してほしい。

教員免許の手続き 書類を揃えて

学力に関する通知書

教員免許申請にあたり必要な単位が取得できているか確認するためのもの。

単位が取得できていれば、○印や2(単位)という記載がある。

卒業証明書

卒業して20年以上経つのに、卒業証明書を取り寄せることになるとは。

結婚による改姓をわざわざ卒業した大学に通知しないので(笑)、

卒業当時の旧姓と、今の姓の記載された抄本をあげなければならなかった。

勤務先の実務証明書

その上でさらに卒業証明書を依頼するので、結構手間がかかった。

同じ市内の幼稚園で継続して働いていたが、2年で異動している。前の園の2年分の勤務時間と、申請時の園の1年3ヶ月ほどの勤務時間を合算する必要があった。

前の園に連絡し、過去の勤務時間表が必要になった。

出すことのないだろう3年ほど前の勤務時間表を、わざわざ書庫の段ボールから探してもらわねばならない。

個人的な事情で、書庫を探ってもらう手間も申し訳なく、その園の先生の人数も電話で確認して、人数分の菓子折りも持参。

雰囲気も変わって久しぶりに行く園に少々緊張したが、

「幼稚園の免許、とってるんだって?!」「頑張ってるね!」とあたたかく迎えてくださって、ホッとした。

教員免許の手続き 教育委員会に送付

書類を揃えて、意気揚々と教育委員会に送付した。

電話がかかってきた。

県教委
県教委

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