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小学校英語専科教員になるには・中学校英語免許だけで

素敵なせんせいをめざすあなたに

小免がなくても  

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/04/EF05D739-8B32-42EC-B5D9-346F82510B50.png小学校英語専科

小学校5、6年生は

外国語が教科になったので、

中学・高校の英語教員免許をもっていたら

授業ができるんです

逆に、4年生以下は「外国語活動」なので、

「総合」の授業になります。

小学校の免許のない先生は

総合の授業ができないので、

4年生以下の外国語活動の授業は

主になって進められないんです。

わたしが持っているのは

中高英語教員免許だけなので

小学校5、6年生だけ教えています。

中学・高校教員は、それぞれの免許状に係る教科に相当する教科を小学校で指導すること ができる(免許法第 16 条の5)

小学校英語ー旺文社 教育情報センター
外国語活動
(総合)
教科
「外国語」
小学校3、4年以下35時間
(週1回)
小学校5、6年70時間
(週2回)

小学校5、6年生が外国語という教科になったことによって、より専門性が増し

中高英語教員免許でも小学校で英語を教えることができるようになってきました。

(雇用形態はそれぞれの自治体に確認)

もちろん小免があれば小学校3、4年生の外国語活動ができるので

他校と掛け持ちで移動しなくても自校の4年生以下の外国語活動も、英語専科の教師はメインで授業ができます。

指導できる
教科
外国語活動
(総合)
4年生以下

「外国語」
5、6年生
小免あり
中英免なし
小免なし
中英免あり
✖️
小免あり
中英免あり
小学校英語専科(常勤の場合)

中(高)英免許のみ

 ➡️ 外国語 小5・6年 

受け持つ授業が少ないので

複数校かけもちが多くなる

(大規模校の場合は1校で受け持てる)

中(高)英免許➕小学校免許

 ➡️ 外国語 小5・6年 ➕ 

   外国語活動 小3・4年 

受け持つ授業が多くなるので

一校のみ勤務が多い

1、2時間目に授業をして、3時間目に次の学校へ移動

4:外国語活動と外国語科の違いは何ですか。

A4: 外国語活動➪ 簡単な語句や基本的な表現を用いて友達とのかかわりを大切にした体験的な言語活動を行います。

そして、「聞くこと」「話すこと」を通して、外国語に慣れ親しませ、 コミュニケーションを図る素地を養っていきます。

外国語科➪

「聞くこと」「話すこと」を通して、実際のコミュニケーションにおいて活用できる 基礎的な技能を身に付けることをねらいとした教科の学習です。

具体的には、中学年で 培われた外国語を聞き取ることができるようになりたい、話せるようになりたいという 意欲を、実際にできるようにする(定着する)ところまで系統的に育てていきます。

「読むこと」「書くこと」については、アルファベットの大文字・小文字を読むことができ る、書くことができる(定着する)ところまで目指します。

なお、語彙や語句について は、書き写したり、読むことに慣れ親しんだりする活動を行います。

eio-shimaneより引用

小学校の規模によって

中学(高校)英語教員免許のみの先生なら

外国語で5、6年生に週に2時間ずつ授業をすると

1学年2クラスの場合

✖️週2時間✖️2学年分 = 計8時間

1学年4クラスの場合 

✖️週2時間✖️2学年分 = 計16時間

1学年の
クラス数
外国語の授業を
する英語専科の
授業合計数
掛け持ち
可能✳️
14✳️
28✳️
312✳️
416
520
624
5、6年ともに同じクラス数とした場合

週5日✖️6時間 =30時間 なので空き時間の移動や教材準備を考えると、1学年4クラス以上の学校は専属の英語専科がおられることが望ましいでしょう。

✳️も数字上は掛け持ちが可能です。

管轄の組織が複数の学校を掛け持ちする手配をされているようですが、小学校の移動を車などで空き時間のうちにせねばならないとなると、お茶やトイレ休憩もやっとのこと。

多くの時間的余裕はなさそうです。

小学校英語専科
小学校英語専科

英語専科の先生は足りてないんです!💦

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2020/02/3B08C21D-27C8-4839-938C-C16B59418A8C.png筆者

中(高)英語教員免許だけで常勤勤務だと

5、6年生しか教えないので

今は子どもが減っていて

1校辺りのクラス数が少なく

複数校かけ持ちのパターンが多いです。

  • 学校が1校だけより、移動するときにひと息つけて気分が変わっていい 
  • いろんな先生方や子どもに出会える
  • 教える場が他にもあるのは色々見られていい
  • 同じ学校にずっといられないので、いろんな当番や校務分掌が任されにくい(笑)

という声もあります。

登校や下校時に通学路に立つ
立哨(りっしょう)当番

English FRIDAY

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/04/EF05D739-8B32-42EC-B5D9-346F82510B50.png小学校英語専科

金曜日は学校全体で英語に親しむ

ENGLISH FRIDAYをしています。

授業の始まりのあいさつ、

終わりのあいさつを英語で行っています。

朝の健康観察も英語で

〇〇、How are you?

I’m fine.

〇〇、How are you?

I’m sleepy.

〇〇、How are you?

I’m hungry!

…朝なのに?もうお腹空いたの?

…クスクス…

(hungryの意味を分かる子たちが笑う、高度ですね)

日本語なら「眠い」「お腹が空いた」を健康観察でわざわざ言わないですが(笑)

I’m fineに飽き足らず、みんなと違う英語を発信してみようという気持ちが、語学力の向上につながっているように思います。

管理人 追記
管理人 追記

〇〇、How are you?

I’m SNOOPY!

クラスの
友だち
クラスの 友だち

SNOOPY?!…クスクス…

sleepyと言い間違えたのが可愛いですね(笑)

始まりのあいさつも

当番
当番

Everybody stand up,

math class let’s start!

Mathematics よりmathなら言いやすい)

体育指導の先生
体育指導の先生

P.E.class,let’s start!

外国語の先生だけでなく、

児童も先生も学校全体で呼びかけ、非常に良い取り組みですね

  • 場にあった外国語を使おうとする
  • 外国語を人前で口にすることの恥ずかしさが減ってくる
  • 新しい外国語を使ってみようと意味を調べたり、試してみたりする

ちなみにアイキャッチのパープルのライダーは

お世話になっている「いらすとや」のFRIDAYのキャラクターらしいです(笑)

教科名英語
外国語、外国語活動English
国語Japanese
算数Math.
理科Science
社会Society
体育P.E.(physical education)
音楽Μusic
図画工作Drowing
(Arts and craft)
書写Calligraphy

学校全体で外国語活動に取り組んでいる落ち着いた学校に異動してこれて

感謝です。