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通信制大学でのレポートの書き方

素敵なせんせいをめざすあなたに

どの科目から書くか?

どの科目からレポートを書くか(筆者の場合)
  1. 少しでも自分に関わる分野から書く
  2. 実体験に基づく文章が書けるので、筆が進みやすい
  3. その結果、内容に厚みが増し、高評価を得られやすい
  4. 高評価を得られたら、次の科目でもレポートの書き方のヒナ型が自分で確立しやすい
  5. 高評価を得られると、次の科目へのモチベーションUPにつながる

数ある中でも、少しでも自分の関わる分野から取り掛かることをお勧めする。

筆者
筆者

当時、勤務先の幼稚園で保護者対応もしていたため、相談に関する教科から始めました。

よく筆が進みました。

結果は4段階のA評価、

初めて書いたレポートだったので次の科目に取り掛かる意欲につながりました。

レポートの型

 レポートの型 (筆者の場合)
  • 設題で何を問われているか?をよく読んで理解する

・(例 設題  Aの場合どのような点に注意するか、BをあげてCを説明せよ)

  • I、II、III、Ⅳの4つのパーツに分ける

・シラバス(科目ごとの課題のようなもの)に示されている視点に沿うように。

・「Ⅰ はじめに」の後に、

「本レポートはまずAについて検証する、(もしくはAについて触れる)(第Ⅱ節)」。  と述べる。

・「次に、Bをとりあげ、~~として検証する(第Ⅲ節)」。

「最後に、結論Cを説明する(第Ⅳ節)」。 

ここまでが、「I はじめに」の段落。

・Ⅱ、Ⅲ、Ⅳで、大きな段落に区切って、教科書や参考文献を引用しながら自分の言葉でまとめていく。

・Ⅳ まとめ の後ろ、レポートの最後に「参考文献」の項目を作り、明記しておく。

先人に教えてもらおう

2018年度まで、受講していた大学は2ヶ月に1度の試験を全国で開講していた。

通信学生の先輩たちである「学習サポーター」が主催する「学習室」という質問を受け付けたり交流したりする部屋も、かつては同じフロアの別室に開室されていた。

そこへ足を運んでレポートを見せると…

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2020/02/youngwoman_42.png学習サポーター

「あれっ? レポートの枚数が多くない?」

1科目3200字指定が多いが、1枚400字詰め原稿用紙なら8枚だと思い、大学指定のレポートは1枚800字なのに8枚必要だと勘違い。

800字×8枚=合計6400字も作成していた。初歩的なミス。

そのまま提出していたら、字数も2倍、間違いなくD評定で不合格だった。

初めて挑戦した単位だったので、仮に再提出になっていたら、その後の学習意欲をなくしていたかも…

あの時、教えて頂いた学習サポーターさんに感謝している。

もちろん、大学の事務局に電話やメールで尋ねれば良いのだが

その後も、試験のたびに学習室に顔を出し、先輩学生たちに不明な点を聞いてみたものだ。

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2020/02/youngwoman_45-1.png筆者より追記

佛教大学通信教育課程では、公的機関での試験から、自宅でのWeb試験に代わりました。

(コロナ禍以降、ほとんどの通信制大学がスクーリングなどでもオンラインを採用)

全国各地の試験会場で毎月のように開いていた、情報交換の場である学習の場は

現在はオンラインでの開催。

案内がメールで届きます。

逆に言えば、全国どこの集まりにも参加できます。

zoomで全国どこからでも学習会に参加

したがって、些細な分からないことを聞きに行ける、通信学生の先輩の学習サポーターという存在に出会える回数が減りつつあります。

かつてお世話になった学習サポーターさんのように、

これから通信教育で学ぼうとする人の力になればと思ったことは、

拙いサイトを立ち上げた理由の1つです

その後、何十というレポートは一度も落とすことなく、A評価をたくさんいただいた。

レポートは4段階の評価と書評を添えて、郵便で自宅に返送されて来ていた。

自分の作品であるレポートは、歩んできた軌跡を示す大切な宝物の1つである。

レポート作成で気を付けていること(筆者の場合)

・参考文献をなるべくたくさん用意する

・教科書、参考文献ともに該当する章をよく読んで、気になるところにどんどん付箋を貼っていく(借りている本は線を引けないため)

・その際、気になったキーワードを付箋に記入しておくと、後から探しやすい。

・レポートを書きながら、キーワードを頼りに付箋から引用できる箇所を探して記入。

・引用した文に対する自分の考えなどをを、設題と照らし合わせながら書く。

・Webでの提出でも、一旦プリントアウトして紙に文字を写してから読み返す(画面上では見落としていた誤字脱字や文章校正の不備に気付く)