素敵なせんせいをめざすあなたに
どの科目から書くか?
- 少しでも自分に関わる分野から書く
- 実体験に基づく文章が書けるので、筆が進みやすい
- その結果、内容に厚みが増し、高評価を得られやすい
- 高評価を得られたら、次の科目でもレポートの書き方のヒナ型が自分で確立しやすい
- 高評価を得られると、次の科目へのモチベーションUPにつながる
数ある中でも、少しでも自分の関わる分野から取り掛かることをお勧めする。
当時、勤務先の幼稚園で保護者対応もしていたため、相談に関する教科から始めました。
よく筆が進みました。
結果は4段階のA評価、
初めて書いたレポートだったので次の科目に取り掛かる意欲につながりました。
レポートの型
- 設題で何を問われているか?をよく読んで理解する
・(例 設題 Aの場合どのような点に注意するか、BをあげてCを説明せよ)
- I、II、III、Ⅳの4つのパーツに分ける
・シラバス(科目ごとの課題のようなもの)に示されている視点に沿うように。
‥
・「Ⅰ はじめに」の後に、
「本レポートはまずAについて検証する、(もしくはAについて触れる)(第Ⅱ節)」。 と述べる。
・「次に、Bをとりあげ、~~として検証する(第Ⅲ節)」。
「最後に、結論Cを説明する(第Ⅳ節)」。
ここまでが、「I はじめに」の段落。
…
・Ⅱ、Ⅲ、Ⅳで、大きな段落に区切って、教科書や参考文献を引用しながら自分の言葉でまとめていく。
…
・Ⅳ まとめ の後ろ、レポートの最後に「参考文献」の項目を作り、明記しておく。
先人に教えてもらおう
2018年度まで、受講していた大学は2ヶ月に1度の試験を全国で開講していた。
通信学生の先輩たちである「学習サポーター」が主催する「学習室」という質問を受け付けたり交流したりする部屋も、かつては同じフロアの別室に開室されていた。
そこへ足を運んでレポートを見せると…
「あれっ? レポートの枚数が多くない?」
1科目3200字指定が多いが、1枚400字詰め原稿用紙なら8枚だと思い、大学指定のレポートは1枚800字なのに8枚必要だと勘違い。
800字×8枚=合計6400字も作成していた。初歩的なミス。
そのまま提出していたら、字数も2倍、間違いなくD評定で不合格だった。
初めて挑戦した単位だったので、仮に再提出になっていたら、その後の学習意欲をなくしていたかも…
あの時、教えて頂いた学習サポーターさんに感謝している。
もちろん、大学の事務局に電話やメールで尋ねれば良いのだが
その後も、試験のたびに学習室に顔を出し、先輩学生たちに不明な点を聞いてみたものだ。
佛教大学通信教育課程では、公的機関での試験から、自宅でのWeb試験に代わりました。
(コロナ禍以降、ほとんどの通信制大学がスクーリングなどでもオンラインを採用)
…
全国各地の試験会場で毎月のように開いていた、情報交換の場である学習の場は
現在はオンラインでの開催。
案内がメールで届きます。
逆に言えば、全国どこの集まりにも参加できます。
したがって、些細な分からないことを聞きに行ける、通信学生の先輩の学習サポーターという存在に出会える回数が減りつつあります。
‥
かつてお世話になった学習サポーターさんのように、
これから通信教育で学ぼうとする人の力になればと思ったことは、
拙いサイトを立ち上げた理由の1つです
その後、何十というレポートは一度も落とすことなく、A評価をたくさんいただいた。
レポートは4段階の評価と書評を添えて、郵便で自宅に返送されて来ていた。
自分の作品であるレポートは、歩んできた軌跡を示す大切な宝物の1つである。
・参考文献をなるべくたくさん用意する
・教科書、参考文献ともに該当する章をよく読んで、気になるところにどんどん付箋を貼っていく(借りている本は線を引けないため)
・その際、気になったキーワードを付箋に記入しておくと、後から探しやすい。
・レポートを書きながら、キーワードを頼りに付箋から引用できる箇所を探して記入。
・引用した文に対する自分の考えなどをを、設題と照らし合わせながら書く。
・Webでの提出でも、一旦プリントアウトして紙に文字を写してから読み返す(画面上では見落としていた誤字脱字や文章校正の不備に気付く)