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高校英語教員になるには|大学職員から教員をめざすママHさんの挑戦

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〜不登校支援への思いから始まった、新たな挑戦〜

はじめに

2025年末、私のもとに一通のメッセージが届きました。

「ゆりかsan、初めまして!Hと申します。オンラインでの教員免許取得について調べていたら、まさに私が目指している道をゆりかsanが歩まれていることが分かり、衝撃を受けて思わずメッセージさせていただきました。」

現在、通信制大学での高校英語教員免許の取得をめざしておられるHさんからのご連絡でした。

その後やり取りを重ねる中で、Hさんが大学職員として働きながら、子育てと両立しつつ教員免許取得を検討されていることを知りました。

今回は、なぜHさんが高校英語教員を目指そうと思ったのか、その背景にある思いをご紹介します。


大学職員として見えてきたもの

Hさんは現在、大学職員として学生支援に携わっています。

特に不登校を経験した学生や、進路に悩む学生と関わる機会も多く、その中である思いが強くなっていったそうです。

「大学で関わる頃には、すでに大きな進路選択を終えていることが多いんです。もっと早い段階で関わることができたら、違う選択肢を一緒に考えられたかもしれないと思うことがありました。」

支援の必要な若者と向き合う中で、高校段階での関わりの重要性を感じるようになったと言います。


なぜ高校英語教員なのか

Hさんが目指しているのは高校英語教員です。

その背景には、英語という教科が持つ可能性への期待があります。

「学校になじめなかったとしても、それで人生が決まるわけではありません。英語を通して世界の広さや新しい選択肢を知ることで、未来の可能性を広げてほしいと思っています。」

生徒本人だけではありません。

保護者も含めて支えられる教員になりたいという思いもあるそうです。

そして将来的には、通信制高校で英語を教えることにも関心を持っています。


教員への憧れと現実の間で

一方で、教員という仕事について調べる中で、不安を感じることも少なくなかったそうです。

インターネットで目にするのは、

「多忙」
「長時間労働」
「ブラックな働き方」

といった情報ばかり。

Hさん自身も、

「本当にこの道を目指していいのだろうか」

と迷った時期があったと話してくださいました。

なぜなら、Hさんにとって家族との時間は何よりも大切だからです。

娘さんとの時間。

家族との日常。

それらを犠牲にしてまで働きたいわけではありません。

だからこそ今も、

「教員として生徒に寄り添いたい」

という思いと、

「家族との時間を大切にしたい」

という価値観の両立を模索されています。


それでも一歩踏み出した理由

迷いが消えたわけではありません。

それでも出願を決めたきっかけがありました。

友人から言われた一言です。

「やりたいと思った時が、やり時じゃない?」

今すぐ教員にならなくてもいい。

将来の選択肢として持っていてもいい。

そう考えた時、まずは挑戦してみようと思えたそうです。

通信制大学への入学は、教員になるというゴールだけではなく、自分自身の可能性を広げるための第一歩でもありました。


おわりに

Hさんのお話を伺っていて印象的だったのは、理想だけで突き進んでいるわけではないということでした。

教員の現実も知っている。

家族との時間も大切にしたい。

それでも、自分のやりたいことに挑戦してみたい。

そんな等身大の姿に、多くの方が共感されるのではないでしょうか。

次回は、仕事・育児・通信制大学を両立するHさんのリアルな学習生活についてご紹介します。


あとがき

Hさんのお話を伺っていて、とても印象に残ったことがあります。

それは、不登校学生の支援に携わる中で、

「もう一段階前の高校生の支援から関わりたい」

と思われたことです。

学校に通いにくさを抱える学生さんへの支援を、形を変えてでも続けていきたいという思いに、私はとても胸を打たれました。

実は私自身も、幼稚園教諭から小学校教員へ進んだ時に、

「卒園した子どもたちのその後の育ちを見てみたい」

と思ったことがきっかけの一つでした。

対象となる子どもたちの年齢は変わっても、教育は一本の線でつながっています。

幼児教育も、小学校教育も、高校教育も、その先の大学教育も、すべて誰かの人生の続きです。

だからこそ、大学職員として学生を支援してきたHさんが、今度は高校生の支援に挑戦しようとしている姿に、大きな意味を感じました。

次回は、仕事・育児・通信制大学を両立しながら学び続けるHさんのリアルな日常についてご紹介します。


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