母校の教壇に立つ
素敵なせんせいをめざすあなたに
母校の教壇に立つ 教員をめざす
企業を辞めて教員免許を通信制大学で取得、母校の教壇に立って高校地歴教員をしているY先生。
理由や経緯を詳しく聞かせてくださった。
理由①:もともと教育に関わる仕事がしたかった。
理由②:企業人(営業職)として、その先20〜30年続けていくイメージがもてなかった。
母校の教壇に立つ 経験を活かす発想もなかった
そして②の方ですが、
教員免許取得は全く考えずに大学へ入学したため、
キャンプでの経験をそのまま仕事に活かすという選択肢も発想も当時の自分にはありませんでした。
母校の教壇に立つ 大手企業に就職して
幸い就職活動は驚くほどスムーズに進み、大手企業への就職が決まり、
親に行かせてもらった大学をしっかり卒業すること、安定した会社で働くことに、
当時は何の迷いもありませんでした。
それから約8年間、海外企業への営業として、 他人にも自分にも負けたくない一心で本当にがむしゃらに働き
結果もそれなりに出すことが出来たと思います。
このままで良いのだろうか
しかし、ふと30歳を過ぎた頃から、なぜか「このままで良いのだろうか?」という自問自答が生まれてきました。
この自問自答の正体は、自分のかけた時間、労力などが、本当に自分のためになっているのだろうか…
という漠然とした不安だったと思います。
この一時の不安が20年〜30年経った時に、
大きな後悔へ繋がっていないだろうか
という正解のない問いへと変わっていきました。
母校の教壇に立つ 教員免許を全力で
すぐに答えは出せませんでしたが、いくつかの出来事があって心が決まり、
通信制大学で教員免許を取るという目標設定をして、それを実行することに決めました。
それから2年間、教員免許取得のために全力を尽くしました。
もし自分と同じ気持ちをもって、教師への転職を考えられている方のお役に立てればと、
この記事を書かせてもらいました。
母校で教鞭をとられているY先生。
…
教員をめざす素敵なきっかけを
詳しく聞かせていただいて、
心が洗われる思いです。
…
「親に出してもらった大学を卒業し、
安定した会社で働くことに迷いがなかった」
…
親や世間一般の価値観を引き継いで
企業に就職していた筆者にも
よく分かります。
…
「教育実習があるんで、
そんな長く有休もとれないし
仕事辞めたんですよ」
…
通信制大学で共に学んでいる時
そう語っていた、当時のY先生。
どんな決意で
会社に辞表を提出されたことか…。
学生ボランティアとキャンプの母と子。
どの立場の心情もわかるので、
胸が震えます。
…
母子との出会いは
これからもY先生の心に
光を灯し続けることでしょう。
…
貴重な体験談を綴っていただき、
ありがとうございました。
今後も先生としての益々のご活躍を
お祈りしています。
母校のオープンキャンパスで
司会をするY先生
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