「先生をめざすあなた」と「現役の教員」を支える    キャリアと心の相談プロジェクト

社会人から教員免許を取得する4つの方法|大学卒業後でも教員になれる?

通信で教員免許や教育系資格をめざす方へ

 通信で教員免許や資格をめざす方へ。最新情報や体験談、記事の先行公開を公式LINEでお届けしています。

公式LINEで最新情報や先行記事を受け取る

大人になってから教員免許を取る。4つのルートと、自分に合った選択

「今の仕事を続けながら取得できるかな」
「何年かかるんだろう」
「本当に実現できるのだろうか」

大学卒業後に教員免許を目指す社会人のみなさんは、こんなことを考えながら、情報を探しているのだと思います。

実は、教員免許を取る道は一つではありません。大学院に進む方法、1年の課程で取得する方法、試験で取得する方法、通信制大学で取得する方法——複数のルートが用意されているのです。

ここで大切なのは、「最短ルートが、必ずしも自分にとって続けやすいルートとは限らない」ということです。

私自身、社会人から通信制大学で小学校教員免許を取得してきました。その経験と、これまで多くのご相談をお聞きしてきた視点から、4つの方法についてお話しします。

ぜひ、自分に合ったルートを見つけるための参考にしてください。


教員免許ルート1 大学院で専修免許状を取得する

大学院に進学することで、修士レベルの「専修免許状」を取得できます。

ただし、大学時代に教職課程を履修していなかった場合、大学院の科目に加えて学部の教職科目も併せて履修することになります。例えば中学校の専修免許状であれば、合計83単位の取得が必要です。

2年間でこれを修了することは、正直なところ非常に難しい状況があります。3年以上かかるカリキュラムを組む大学院も存在するほどです。時間的な負担、そして経済的な負担も大きいのが現実です。


教員免許ルート2 教職特別課程(1年間)

大学等を卒業後、教職に関する専門科目を1年間履修することで、1種免許状が取得できる課程です。修業年限が1年と比較的短いのが特徴です。

ただし利用にあたっては、学部段階で教科の専門科目を取得済みであることが前提になります。学部で教職課程を全く履修していなかった方は、残念ながら利用できません。

また、現在この課程を開設している大学がごく限られているのも実情です。令和7年度入学者については、慶應義塾大学と岡山理科大学の2校のみとなっており、すべての方がすぐに選択できるとは言いにくい状況です。


教員免許ルート3 教員資格認定試験

大学で教職課程を履修しなかった方でも、試験に合格することで教諭の普通免許状が授与される制度です。

試験のみで免許が取れるため、長期の学習が難しい社会人にとっては、一見大変魅力的に映るかもしれません。

一方で、いくつかの現実的な課題があります。

まず、取得できる免許の種類が限られています。幼稚園教諭二種、小学校教諭二種、高等学校教諭一種(情報)のみが対象で、中学・高校の主要教科には対応していないのです。

そして合格率の課題があります。令和6年度は受験者899人に対して合格者237名で、合格率はおよそ26%です。試験当日の出来不出来に左右される面も大きく、何度挑戦しても合格に至らず、あきらめていく方を、私自身も見てきました。

「一発勝負」の難しさは、正直にお伝えしておきたいと思います。


教員免許ルート4 通信制大学

現在、社会人が最も多く活用している方法です。

令和5年度の教員免許取得者の実績を見ると、この4つのルートの中で、通信制大学は2,955名と圧倒的な数字を示しています。

通信制大学の最大の魅力は、単位を一つずつ着実に積み上げられることです。

今年取得できなかった単位は、翌年に持ち越すことができます。仕事の忙しさ、家庭の事情、予期しない出来事——そうした社会人ならではの現実の中で、自分のペースで進められる。この柔軟さが、多くの社会人の「続けられる理由」になっています。

また、学習と生活の両立を図りながら進めることで、「なぜ教員になりたいのか」という想いを見つめ直し、深掘りする時間も生まれます。

センセースタイルでサポートしている方の多くも、この通信制大学の道を歩んでいます。


教員免許取得 どの方法を選ぶか、その判断軸

「最短ルートが、必ずしも続けやすいルートとは限らない」

これが、私がお伝えしたい最も大切なメッセージです。

4つのルートは、年齢、現在の仕事、家庭環境、取得したい免許の種類によって、向き・不向きが大きく変わります。

また、「何年かかってもいいから着実に進みたい」という方もいれば、「できるだけ早く取得したい」という方もいるでしょう。経済的な事情も、家族のサポート体制も、一人ひとり異なります。

自分の人生に寄り添ったルート選びをすることが、「教員になる」というゴールを現実にする第一歩です。


4つのルートを一覧で見る

ここまでお話しした4つの方法について、文部科学省の資料では以下のような整理がされています。

まず全体像をつかみたい方は、この一覧表をご覧いただくことで、修業年限、難易度、取得できる免許の種類がすぐにわかります。

【参考資料画像】
出典:文部科学省「教員免許の取得機会の拡大について」より

そして、制度はこれからも変わっていきます

教員不足が社会的な課題として続く中、文部科学省は教員免許制度の見直しを進めています。

その一つが、大学院を活用した新しい免許取得ルートの検討です。現在は制度設計の段階ですが、将来的には社会人や異業種から教職を目指す方にとって、より学びやすい環境が整えられていく可能性があります。

ただし、現時点で実際に利用できるのは、この4つのルートです。


自分に合ったルートを選ぶために

「自分の場合はどの方法が合っているのかわからない」

「通信制大学の選び方について詳しく知りたい」

「仕事を続けながら本当に取得できるか不安」

そうしたご質問やご相談は、公式LINEからお気軽にお寄せください。

400記事以上の運営経験と、自身の免許取得の経験をもとに、あなたの状況に合わせた参考情報や記事をご紹介しています。

🌱 通信制大学や教員免許をめざす方へ

今すぐ相談する予定がなくても大丈夫です。

公式LINEでは、
✅ 通信制大学の最新情報
✅ 教員免許取得体験談
✅ 心理系資格の学習情報
✅ note・HPの新着記事   
✅ 個別相談・伴走サポートの先行案内

などをお届けしています。

まずは情報収集から始めたい方は、こちらからお気軽にご登録ください。めざす校種や資格がある方はLINE登録後にメッセージでお知らせ頂けたら、ご自身に合った参考記事や体験談をご紹介させていただきますね。

✨ 通信制で先生・心理の夢を叶えたいあなたへ

大学の新しい制度や、通信制での単位取得、レポート作成に試験、そして孤独との戦い…。「先生になりたい」「心理系資格を取りたい」という強い熱意があっても、一人で予定を立てて進むのは、本当に大きなエネルギーが必要です。

仕事や3児の育児をこなしながら通信制大学で複数の教員免許や心理資格を取得してきたからこそ、その大変さや見えない努力が痛いほどよく分かります。だからこそ、あなたは一人で悩む必要はありません。

当サイトでは、・教職や心理資格をめざす方のための【個別相談・伴走サポート】を運営しています。最初から最適解のステップで、あなたの夢を現実にするサポートを全力でさせていただきます。

一人で悩む時間はもう終わり。一歩踏み出して、一緒になりたい未来を創りに行きませんか?


関連記事

大学院1年で教員免許が取れる時代へ~2030年新課程、何が変わる? 小学校教諭になるには④・教職大学院とは 教員資格認定試験とは 小学校の先生に①

Verified by MonsterInsights