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保育体験に来る中高生たち2

中2の職業体験

筆者が住む地域では、中学2年生になると職業体験を5日間、朝8時頃から夕方4時頃まで行う。

教育機関にも多くの生徒達が足を運び、筆者が働いていた園でも、毎年10名前後の職業体験を受け入れていた。

受け入れ事情

一般企業やお店は、少人数でしか受け入れができない。お店側も日常の営業があるので、大人数で生徒が来られても対応しきれないのだと思う。

最少催行人数は生徒二人。きちんと決められた時間に到着し、伝えた仕事をするように指導がある。

職業体験が始まった頃は、企業側も学校側も戸惑いがあったようだ。

体調を崩したり、連絡をせず休んでしまったりして、翌年から受け入れを見送られた企業も少なくなかったと聞いた。

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2021/04/94CC7F42-A121-436E-A7F5-2E5AFDCBD687.png筆者

わが家の場合は職業体験に

長男はファミレス、

娘は喫茶店、

次男はホームセンターへ行きました。

長男のとき、友人に頼んでランチをそのファミレスでとり、店員さんにお礼がてら調理場を覗いたら、皿洗いをしていました。

その際はお世話になりました(笑)

幼稚園や保育園は受け入れが多い

幼稚園や保育園は、同じ教育機関なのでかかわりも深い。

クラス数も多い園なら、かなりの生徒を受け入れていた。

元気な生徒や、個別のかかわりが必要な生徒など、いろんな子のかかわりになれている大人のいる幼稚園や保育園での体験が多いと感じる。

元気な男子生徒

元気な男子生徒たちも、同級生と事前訪問にやって来た。

園児たちが帰ったあとの園舎や園庭を見て回ったり、説明を聞いたりしていた。

帰り際に、園の雰囲気が懐かしくなったのか、

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2020/02/smartphone_schoolboy_walk.png保育体験の 中学生

ちょっと遊んでっていいっすか?

と許可をもらっていた。

同級生たちと小さいブランコを思いきり漕いだり、サイズに合わないうんていをつかんで渡ったりして、ほほえましかった。

楽しかったのか、体験当日も同級生たちと時間通りやって来て、小さな園児たちと鬼ごっこをしたり、ドッチボールをしたりする姿がみられた。

園児たちは等身大で遊んでくれるお兄ちゃんのもとへ走って行く。

学校では虚勢を張っていて、うまく表現できないものの、本当は人とのかかわりを強く求めているんじゃないかなぁ、と感じた。

彼らが職業体験に来ることができて園としてもうれしかったと、後日の職員会議で話題になった。

中3の保育体験

中学3年生は、家庭の授業の一環として、一日だけ保育体験として各園を訪問する。

各校100人を超える中3の生徒が、7、8人ずつの班に分かれて、近隣の保育園・幼稚園で園児たちと一緒に遊んだり、お弁当を食べたりする。

保育体験をする園の割り当てが、たまたま自分の卒業した園になることもある。

わが子たちも保育体験

わが子たちは9年前に卒園した幼稚園に行くことになり、とても懐かしがっていた。

椅子や机の小ささに驚いたといい、自分の成長も感じたらしい。

園長、副園長も声をかけてくれたと言う。

✅ 娘の場合

事前の園訪問で、園長からピアノなどの演奏ができるかと問われ、中学校内の合唱コンクールの伴奏をしていた娘は、秋の歌を弾くことになった。

筆者がもっている秋の歌の楽譜を見せると、「どんぐりころころ」や「こぎつね」などを自宅で練習していた。

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2020/08/youngwoman_37.png

子ども達の前で弾いたらみんなが歌ってくれて、すごく楽しかった!

✅ 次男の場合

事前の取り組みとして、自作の乗り物の絵本を作っていた次男は、園児たちの前でその絵本を読み聞かせることになった。

https://sensei.style/Japan/wp-content/uploads/2020/08/boy_09.png次男

文字はこのくらいの大きさでいいかな?

この乗り物は何かわかってくれるかな?

あー、みんなの前で絵本読むのは緊張するな

いっそう、その絵本作りと練習に熱が入った。

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