通信制高校
通信制高校という選択肢
高校教諭と聞くと、全日制高校で教える姿を思い浮かべる方が多いかもしれません。
でも、実際には「通信制高校」という選択肢もあります。
近年は通信制高校への進学を希望する生徒が増え、多様な学びの場として注目されています。社会人経験を生かしながら活躍されている先生も少なくありません。
「高校の先生になりたい。」
そんな思いがある方は、全日制だけでなく通信制高校も視野に入れることで、自分に合った働き方や活躍の場が見つかるかもしれません。
今回ご紹介するのは、大学職員として働きながら、中学校・高校(英語)の教員免許取得を目指している、公式サポーター・Hさんです。
前回の記事では、通信制大学への入学を決意した理由や、教員を目指す思いを伺いました。
今回はその続編として、仕事・育児・通信制大学を両立しながら学び続けるリアルな日常についてお話を伺います。
「本当に続けられるのだろうか。」
そんな不安を抱えながらも、一歩ずつ前へ進み続けるHさん。
その姿は、これから通信制大学で教員免許取得を目指す方だけでなく、「夢をあきらめたくない」と考えている多くの社会人に勇気を与えてくれるはずです。
社会人ママが挑戦を続けられる理由
前回の記事では、通信制大学への入学を決意した理由や、教員を目指す思いをお話しいただき、多くの方から反響をいただきました。
今回は、仕事・育児・通信制大学を両立しながら学び続けるリアルな日常について伺いました。
「本当に続けられるのだろうか。」
そんな不安を抱えながらも、一歩ずつ前に進んでいるHさんの姿は、これから通信制大学で教員免許取得を目指す方にとって、大きな励みになるはずです。
「本当にできるのか」が最初の不安だった
通信制大学へ入学した当初、一番大きかったのは「本当に仕事と育児を続けながら卒業できるのだろうか」という不安でした。
仕事が終われば家事や育児があり、自分の勉強時間は限られています。
レポート、科目修得試験、スクーリング…。
「やることが多すぎて、本当に最後まで続けられるのだろうか。」
そんな気持ちを抱えながらのスタートだったそうです。
通信制大学は自由に学べる一方で、自分で学習計画を立て、自分を管理する力も求められます。
だからこそ、多くの社会人学生が最初に感じる不安でもあります。
最初のレポート合格で見えた光
そんな中、大きな転機になったのが、最初のレポートでした。
初めて提出したレポートが合格。
「このやり方でいいんだ。」
その小さな成功体験が、大きな自信につながったと話してくださいました。
通信制大学では、最初の一歩を踏み出すことが何より大切です。
一度流れがつかめると、次の課題にも取り組みやすくなり、「続けられるかもしれない」という気持ちが生まれてきます。
Hさんにとって、この最初の合格は、学び続ける原動力になりました。
テスト勉強が追いつかない日々
一方で、現在も悩んでいることがあります。
それは、科目修得試験の勉強です。
レポートは提出できても、試験勉強まで十分な時間を確保することは簡単ではありません。
仕事が忙しい時期には思うように進まず、
「もっと勉強したい。」
そう感じる日も少なくないそうです。
通信制大学は、自分のペースで学べる反面、誰かが学習を管理してくれるわけではありません。
忙しい毎日の中で学習時間を確保することの難しさは、多くの社会人学生が共感するところではないでしょうか。
娘さんの小学校入学から逆算した教育実習計画
Hさんは、お子さんの成長も見据えながら履修計画を立てています。
特に教育実習は、長期間学校へ通う必要があります。
そのため、娘さんが小学校へ入学するタイミングを考慮しながら、
「いつ実習へ行くのが家族にとって一番よいか」
を逆算して計画を立てているそうです。
通信制大学では、履修だけでなく、教育実習や介護等体験なども含めて長期的な計画が欠かせません。
家族との生活も大切にしながら、一歩ずつ夢へ近づいています。
通信制高校の先生に 家族との時間を守りながら夢を追う
Hさんが大切にしていることがあります。それは、
「夢だけで家族との時間を犠牲にしないこと。」
勉強はもちろん大切。
しかし、それ以上に家族との時間も大切にしたい。
だからこそ、完璧をめざすのではなく、自分に合ったペースで学び続けています。
社会人だからこそ、学生時代とは違う学び方があります。
仕事も。
育児も。
家族も。
そして、自分の夢も。
そのすべてを大切にしながら歩んでいる姿は、同じように教員免許取得を目指す方へ、大きな希望を届けてくれるはずです。
編集後記
通信制大学で学ぶ社会人の毎日は、決して楽ではありません。
それでも、一歩ずつ積み重ねることで夢へ近づいていく。
今回お話を伺い、改めて感じたのは、「続けること」の大切さでした。
Hさんの挑戦は、まだ続いています。
これから教育実習、教員免許取得、そして通信制高校の先生という夢へ向かって歩み続ける姿を、引き続き応援していきたいと思います。
次回予告
第3回では、Hさんが実践している「続けるための勉強法」をご紹介します。
Hさんのお話を伺っていると、「時間があるから続けられる」のではなく、「限られた時間だからこそ工夫している」ことが伝わってきました。
では、その工夫とは具体的にどのようなものなのでしょうか。
次回は、Hさんが実践している「100点を目指さない勉強法」をご紹介します。
社会人や子育て中でも通信制大学を続けるための考え方や、課題への取り組み方など、実践的な工夫を詳しくお届けします。
通信制大学で教員免許を目指す方へ
通信制大学は、自分のペースで学べる一方で、
- 「仕事と両立できるかな」
- 「レポートや試験はどれくらい大変?」
- 「教育実習はどう進めればいい?」
など、不安や疑問を感じる方も少なくありません。
ホームページでは、通信制大学で教員免許を目指す方へ向けて、体験談や学習の進め方、制度の解説などを400本以上の記事で発信しています。
「自分にもできるかな」と感じている方は、ぜひこちらもご覧ください。
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